手袋・ひざのサポーター・ベルトは使えます。イヤホンと自分のチョークは使えません。靴は、つま先の閉じたものなら銘柄の決まりはありません。ルールブックには「許可の一覧に無い物は原則だめ」という一文があるので、迷う物は一覧で確かめます。
ギアオタクの本命
手袋は「グローブ」を買う。「パワーグリップ」は買わない。ルールブックは手袋を認めたうえで、わざわざ「グリップは除く」と書いている。売り場では同じ棚に並んでいるので、名前で見分けるしかない。
この記事の要点
- 使える:手袋、ひざのサポーター、ベルト、リストバンド、給水用のパック
- 使えない:イヤホン、携帯電話、自分のチョーク、グリップ類
- 靴はつま先の閉じたもの。銘柄や底の決まりは無い
使える物・使えない物
公式ルールブック2026/27シーズン版(Singles)の用具の決まりです。
| 物 | 可否 | 決まり |
|---|---|---|
| 靴 | 必須 | つま先の閉じた靴。ウォールボールのときだけ脱いでよい |
| 手袋(グローブ) | 使える | グリップ類は不可 |
| ひざのサポーター(ニースリーブ) | 使える | — |
| ベルト(リフティングベルト) | 使える | — |
| リストバンド | 使える | — |
| 給水用のパック(ハイドレーションパック) | 使える | スタートから自分で持つ |
| 吸入器 | 使える | — |
| チョーク | 条件つき | 大会が置いたものだけ。そりを引く種目とファーマーズキャリーの場所で |
| イヤホン・ヘッドホン | 禁止 | 耳栓も禁止 |
| 携帯電話・カメラ・スマートグラス | 禁止 | — |
ルールブックには、許可の一覧に無い物は原則として使えない、という一文があります。上の表に無い物を使いたいときは、申し込んだ大会の案内で確かめるのが確実です。
大事な決まりがもう1つあります。使う物は、スタートからゴールまで自分で持つこと。途中で誰かから受け取ると、外からの手助けとして2分が足されます(ペナルティの一覧)。
靴:決まりは「つま先が閉じていること」だけ
靴の銘柄や、底の形についての決まりは書かれていません。あるのは、つま先の閉じた靴をはくこと、だけです。
レースは、8kmのランと、そりを押す・引く、ランジ、ジャンプが混ざります。走るための靴と、踏んばるための靴の、どちらに寄せるかが選ぶときの分かれ目です。PUMA からは、HYROX と組んだ名前入りのモデルが出ています。
PUMA x HYROX ディヴィエイト ニトロ
楽天で「PUMA x HYROX ディヴィエイト ニトロ」を見るPUMA x HYROX ヴェロシティ ニトロ
楽天で「PUMA x HYROX ヴェロシティ ニトロ」を見るOn には、ジムでの動きに合わせたトレーニング用のモデルがあります。
On Cloudpulse
楽天で「On Cloudpulse」を見る手袋:グローブは可、グリップは不可
ルールブックの許可の一覧には「手袋(グリップではない)」と書かれています。指まで包む手袋は使えますが、手のひらに当てて握りを助けるグリップ類は使えません。
手袋が役に立つのは、そりのロープを引く種目と、ケトルベルを200m運ぶファーマーズキャリーです。どちらも、握ったまま動く時間が長い種目です。
トレーニンググローブ
楽天で「トレーニンググローブ」を見るひざのサポーターとベルト
どちらも許可の一覧に入っています。ひざが床につく種目が2つあります。バーピーブロードジャンプの80mと、サンドバッグランジの100mです。ランジでは、1歩ごとに後ろのひざを床につける決まりなので、ひざに当て物があると床の硬さがやわらぎます。
ニースリーブ
楽天で「ニースリーブ」を見るトレーニングベルト
楽天で「トレーニングベルト」を見るただし、どちらも8kmのランの間ずっと着けたままになります。途中で受け取ることも、誰かに預けることもできません。着けて走れるかどうかを、買う前に考えておく必要があります。
水と食べ物
水は、種目の間の通路を通るたびに、少なくとも1回は大会が用意しています。食べ物を取りたい人は、スタートから自分で持ちます。背負う形の給水用のパックは、許可の一覧に入っています。
ひとつ、公式の資料どうしで読み方が分かれる所があります。日本の公式サイトのよくある質問は、自分の飲み物の容器をコースに持ち込まないように、と書いています。
ルールブックは給水用のパックを認めています。飲み物を持って走りたい人は、申し込んだ大会の案内で確かめてください。
ランニング用のハイドレーションパック
楽天で「ランニング用のハイドレーションパック」を見る時計は使えるのか
時計とスマートウォッチは、許可の一覧にも、禁止の一覧にも出てきません。ルールブックの文言だけでは、使えるとも使えないとも言い切れません。
事実として言えるのは、Amazfit という時計のブランドが、2024年に HYROX の公式のウェアラブルのパートナーとして発表されていることです。
大会での扱いは、申し込んだ大会の案内で確かめてください。機種ごとのモードと値段は、時計の記事にまとめました。
Amazfit のスマートウォッチ
楽天で「Amazfit のスマートウォッチ」を見る服
服についての細かい決まりは、ルールブックにありません。屋内の会場で、1時間半前後動き続けます。汗を吸って乾きやすい、走るための服が基本です。PUMA からは、HYROX の名前が付いたウェアが出ています。
PUMA x HYROX のTシャツ
楽天で「PUMA x HYROX のTシャツ」を見るPUMA x HYROX のショーツ
楽天で「PUMA x HYROX のショーツ」を見るOn のランニング用のシャツとショーツも、楽天で多くの店が扱っています。
On パフォーマンスT
楽天で「On パフォーマンスT」を見るOn のランニングショーツ
楽天で「On のランニングショーツ」を見る当日の持ち物の一覧
- 顔写真つきの公的な身分証
- 申し込みの確認(登録の画面やメール)
- つま先の閉じた靴、走るための服、靴下
- 計測チップ(受付で受け取り、足首に着ける)
- 使う人は:手袋、ひざのサポーター、ベルト、リストバンド
計測チップは、着けずに走ると出走しなかった扱いになります。日本の公式サイトは、右の足首に着け、ゴールで返すと案内しています。
よくある質問
音楽を聞きながら走れますか
走れません。イヤホンとヘッドホンは禁止です。耳栓も禁止の一覧に入っています。
ウォールボールのとき、靴を脱いでもよいのですか
ルールブックは、ウォールボールだけは脱いでよいとしています。ほかの種目とランでは、靴が必須です。
テーピングはしてもよいですか
許可の一覧にも禁止の一覧にも、当サイトが読んだ範囲では見当たりませんでした。大会の案内で確かめてください。