ハイロックスのシューズおすすめ6足PUMAとOnを公式の重さ・厚さ・値段で選ぶ

公開 2026年10月13日更新 2026年10月13日ハイロックス広告を含みます

背景の写真:Felix yu(Unsplash)

ホーム › ハイロックス › ハイロックスのシューズおすすめ6足

公式がフィットネスレース向けと書いているのは、PUMA x HYROX のディヴィエイト ニトロ エリート 4 と、On の Cloud X Tempo Pro の2足です。前者は約194gで30,800円、後者は267.4gで33,000円。予算を抑えるなら、16,500円のヴェロシティ ニトロ 5 があります。

ギアオタクの本命

レース用に1足だけ買うなら、PUMA のエリート 4 の HYROX 版。レース向けと書かれた2足のうち、73g軽く、2,200円安い。ただし公式の目安は500km。
毎日の練習まで1足で済ませるなら、800kmと書かれたディヴィエイト ニトロ 4 のほうが、結局は安くつく。

この記事の要点

  • 公式がレース向けと書くのは、PUMA のエリート 4 HYROX 版と、On の Cloud X Tempo Pro
  • 走る距離は8km。ランニング用の靴が土台になる
  • いちばん安いのはヴェロシティ ニトロ 5 の16,500円

この競技の靴がむずかしい理由

ハイロックスは、1kmのランを8回走ります。合計8km。これだけなら、ランニング用の靴で決まりです。

ところが、ランの間に、152kgのそりを押して引き、20kgをかついでランジをし、ボールを100回投げます(男子の一般の場合)。床を強く踏んで、すべらないことが要る種目です。
走るための軽くて厚い底と、踏んばるためのすべらない底。両方を1足でまかなうことになります。

ルールの決まりは1つだけで、つま先の閉じた靴をはくこと。銘柄や底の形は自由です(当日の持ち物の記事)。

選んだ条件

この順位は、PUMA と On の日本公式ページで数字を読めたモデルを、次の4つの条件で比べたものです。売れている順ではありません。

条件理由
①公式がフィットネスレース向けと書いているランと種目の両方を前提に作られている
②底のゴムに名前が付いているすべりにくさを、メーカーが売りにしている
③軽い8kmを走る
④安い続けやすい

①を満たすモデルを上に置き、その中では軽いほうを上にしました。①を満たさないモデルは、走る用途を先に、値段の安い順に並べています。

6足の早見表

表は横に動かせます →

順位モデル重さかかとと前の差板公式の値段楽天の値段
1PUMA x HYROX ディヴィエイト ニトロ エリート 4約194g8mmカーボン30,800円22,999〜30,800円
2On Cloud X Tempo Pro267.4g9mmカーボン33,000円—
3PUMA ディヴィエイト ニトロ 4約250g8mmカーボン複合22,000円12,991〜22,000円
4PUMA ヴェロシティ ニトロ 5約240g8mmなし16,500円11,999〜16,500円
5On Cloud X Tempo307g8mmなし24,200円17,160〜36,960円
6On Cloud X 5290g8mmなし22,000円20,900〜22,000円
数字は、2026年10月13日に各社の日本公式ページで読んだメンズのものです。PUMA の重さは27cm、On はサイズの記載がありません。「板」は、底に入った反発用の板です。楽天の値段は、調べた日の幅で、PUMA のエリート 4 は通常版を含みます。

1kmあたりの値段で比べる

PUMA は、靴ごとに「何kmもつか」の目安を公式に書いています。公式の値段をこの距離で割ると、1km走るのにいくらかかるかが出ます。

モデル目安の距離公式の値段1kmあたり
ディヴィエイト ニトロ エリート 4(通常版)400km29,700円約74円
PUMA x HYROX ディヴィエイト ニトロ エリート 4500km30,800円約62円
ディヴィエイト ニトロ 4800km22,000円約28円
ヴェロシティ ニトロ 5800km16,500円約21円
計算は、公式の値段 ÷ 目安の距離です(例:30,800 ÷ 500 = 61.6円)。On は、目安の距離を公式ページに書いていません。

レース用の軽い靴ほど、1kmあたりは高くなります。いちばん高い通常版のエリート 4 と、いちばん安いヴェロシティ ニトロ 5 では、約3.6倍の差です(74.3 ÷ 20.6)。
レースの日だけはく靴と、毎日はく靴を分ける理由が、この数字に出ています。

1位:PUMA x HYROX ディヴィエイト ニトロ エリート 4

なぜ1位か:公式がフィットネスレース向けと書いている2足のうち、軽いほうだからです。約194gで、2位より約73g軽くなります(267.4 − 194)。公式の値段も、2位より安くなっています。

PUMA は、HYROX と組んだ「PUMA x HYROX」の名前の商品を出していて、この靴はその1つです。公式ページは「高強度トレーニングやフィットネスレースに対応するハイパフォーマンスモデル」と説明しています。
底の厚さは40mmと32mm、中にカーボンの板、底のゴムは PUMAGRIP です。

おもしろいのは、HYROX の名前が付かない通常版との違いです。通常版は約170gで、HYROX 版は約194g。24g重くなっています。何を足したのかは公式ページに書かれていませんが、目安の距離は、通常版が400km、HYROX 版が500kmです。重くして、長もちする側に寄せたと読めます。

気をつける所:目安の距離が500kmと短めです。週に20km走る人なら、25週、半年ほどで届きます(500 ÷ 20)。練習用の靴を別に持つ前提の1足です。

PUMA ディヴィエイト ニトロ エリート 4 の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

PUMA ディヴィエイト ニトロ エリート 4

楽天で「PUMA ディヴィエイト ニトロ エリート 4」を見る

楽天の店では、HYROX の名前が付いたディヴィエイト ニトロ 4 も売られています。

PUMA x HYROX ディヴィエイト ニトロ の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

2位:On Cloud X Tempo Pro

なぜ2位か:公式がフィットネスレース向けと書いている、もう1足だからです。On の公式の一覧では「ハイブリッドフィットネスレース」の札が付いていて、商品ページには「フィットネスレース仕様」の見出しがあります。1位より約73g重く、公式の値段も高いので2位にしました。

この靴の強みは、底です。ゴムは Missiongrip という名前で、公式は、そりを押すのも引くのも自在、という意味の説明をしています。そりの種目を名指しで書いている靴は、6足の中でこれだけです。
中にはカーボンの板が端から端まで入り、足の中ほどを締めるベルトが内側に付いています。

気をつける所:楽天では、公式の値段を大きく超える輸入品が出ていることがあります。商品の値段を、早見表の公式の値段と見比べてから買ってください。

楽天で「On Cloud X Tempo Pro」を探す

3位:PUMA ディヴィエイト ニトロ 4

なぜ3位か:レース向けという言葉は公式に無いものの、走る靴として、板・名前の付いたゴム・目安の距離800kmがそろうからです。公式の値段は、1位より3割近く安くなります。

約250gで、底の厚さは38mmと30mm。カーボンを混ぜた板が入っています。目安の距離は、1位の500kmに対して800km。1kmあたりの値段は、1位の半分以下です(上の表)。
毎日の練習からレースまで1足で済ませるなら、こちらが安くつきます。

気をつける所:1位より約56g重くなります(250 − 194)。

PUMA ディヴィエイト ニトロ 4 の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

4位:PUMA ヴェロシティ ニトロ 5

なぜ4位か:6足の中でいちばん安いからです。約240gで、底のゴムは上位と同じ PUMAGRIP で、目安の距離は800kmです。板が入っていないので、3位の下に置きました。

1kmあたりの値段も、表の中でいちばん安くなります。初めてのレースで、まず完走を目指す人の1足になります。

気をつける所:板が無いぶん、反発は上位の3足と作りが違います。

PUMA ヴェロシティ ニトロ 5 の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

PUMA x HYROX ヴェロシティ ニトロ の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

5位:On Cloud X Tempo

なぜ5位か:On の公式が「ランニングも高強度トレーニングもこの一足で」と書く、ジム寄りの1足だからです。307gあり、走る用途では上の4足より重いので、5位にしました。

底は、密度の違う2層の作りです。横への動きでもすべりにくいゴムの底、と公式は説明しています。ジムでの練習が中心で、たまに走る、という人に向きます。

気をつける所:1位より約113g重くなります(307 − 194)。8kmを走るレースでは、この差が効いてきます。

On Cloud X Tempo の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

6位:On Cloud X 5

なぜ6位か:On のジム用の基本のモデルです。底が薄くて軽いので持ち運びやすい、と公式は書いています。走るための板は、あえて入れていません。種目の練習用として選ぶ靴で、8kmを走る用途では上の5足に譲ります。

気をつける所:290gあります。ランの練習は、別の靴でするのがよい組み合わせです。

On Cloud X の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

On のランニング用から選ぶなら

On には、走るための靴もそろっています。レースの8kmをランニング用で走りたい人のために、公式の数字を並べます。

表は横に動かせます →

モデル重さかかとと前の差公式の値段公式の区分
Cloudsurfer Next273g6mm18,700円毎日のランニング
Cloudsurfer 2261g9mm20,900円毎日のランニング
Cloudmonster 3295g6mm24,200円毎日のランニング・反発
Cloudmonster 3 Hyper253g6mm27,500円長い距離・速めの練習
Cloudboom Volt210g5mm26,400円5〜10kmのレース

On のランニング用でいちばん安いのは、Cloudsurfer Next の18,700円です。軽さで選ぶなら、5〜10kmのレース用の Cloudboom Volt が210gで、カーボンを混ぜた板が入っています。合計8kmというレースの距離に、区分がいちばん近い靴です。

On クラウドサーファー の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

On Cloudmonster(商品名で世代を確かめる) の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

On Cloudmonster(商品名で世代を確かめる)

楽天で「On Cloudmonster(商品名で世代を確かめる)」を見る

もっとくわしく比べる

買わなくていい人

  • ランニング用の靴をすでに持っていて、初めて出る人。決まりは、つま先が閉じていることだけです。まず1回出てから、足りない所を買い足せば足ります。
  • リレーで、ランが2kmだけの人。走る距離が4分の1なので、軽さより、踏んばりやすさで選べます。ジム用の靴で十分です。

よくある質問

レースでは、種目のたびに靴をはき替えられますか

使う物は、スタートからゴールまで自分で持つ決まりです。途中で受け取ることはできません。1足で通すことになります。

PUMA の HYROX 版と通常版は、どちらがよいですか

軽さなら通常版(約170g)、長もちなら HYROX 版(目安500km。通常版は400km)です。値段は HYROX 版が1,100円高くなります(30,800 − 29,700)。

レディースの数字はありますか

On は女性用の重さも公式に書いています。Cloud X Tempo Pro が218.7g、Cloud X Tempo が249g、Cloud X 5 が239gです。
PUMA の HYROX 版の女性用は、重さの記載がありませんでした。

服も知りたい

ウェアのおすすめに、PUMA x HYROX と On のシャツ・ショーツ・ソックスの値段を並べました。

出典

あわせて読む