アシックスのランニングシューズおすすめ11足の重さ・厚さ・値段と役割別の本命4足

公開 2026年10月13日更新 2026年10月13日シューズ・道具公式の出典 16本広告を含みます

背景の写真:Felix yu(Unsplash)

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アシックスの現行11足を公式の数字で並べると、底がいちばん厚いスーパーブラスト 3(約46.5mm)が、それより5mm薄いノヴァブラスト 6 より14g軽い、という逆転が見つかります。厚い靴ほど重い、とは限りません。役割ごとの1足は、クッションがノヴァブラスト 6、安定が GT-2000 15、スピードがマジックスピード 5、レースがメタスピード エッジ トーキョーです。

シューズオタクの本命

最初の1足は GT-2000 15、2足目を足すならマジックスピード 5。GT-2000 15 は、同じ安定の役割のゲルカヤノ 33 より46g軽く、底の厚さは2mmしか違わない。
そこへ196gでカーボンの板が入ったマジックスピード 5 を足すと、56gの差がそのまま「ゆっくりの日」と「速い日」の区別になる。

この本命の理由を飛ばして、道具を先に見る ↓

この記事の要点

  • 公式の分け方は CUSHION・STABILITY・BOUNCE・SPEED の4つ。この記事はレース用を別に切り出した
  • FF LEAP は、アシックスの説明で FF TURBO PLUS より約15%軽い素材。どの層に入れるかがモデルで違う
  • メタスピードのスカイとエッジは、厚さ・ドロップ・値段が同じ。違うのは素材を重ねる順番

「厚い靴は重い」は、アシックスの表では当たらない

底が厚い靴は重い。そう思って公式の数字を並べると、当てが外れます。底の厚さが約46.5mmのスーパーブラスト 3 は239g。約40mmのゲルカヤノ 33 は298gです。6.5mm厚いほうが、59g軽い(298 − 239)。

重さを決めているのは、厚さより、底に使う素材の種類です。アシックスは素材に FF BLAST、FF TURBO、FF LEAP といった名前を付けていて、どれをどの層に入れるかでモデルを作り分けています。

そこでこの記事では、11足を数字の表にしたうえで、素材の名前を手がかりに選びます。

選んだ条件

並べたのは、2026年10月13日にアシックス日本公式の商品ページを開いて、値段と底の厚さを読めたロード用の11足です。売れている順ではありません。

公式は、ランニングシューズを CUSHION・STABILITY・BOUNCE・SPEED の4つに分けています。この記事では、BOUNCE を「クッション」に寄せ、SPEED を「練習で速く走る靴」と「大会の日の靴」に割って、次の4つの役割にしました。

役割何を優先するか公式の区分
クッションやわらかさと厚さCUSHION・BOUNCE
安定着地のぶれを抑える作りSTABILITY
スピード軽さ。練習でも使える値段SPEED
レース公式が「トップアスリート向けレーシング」と書くSPEED

役割ごとの本命は、同じ役割の中で「軽い」「安い」を上に置いて決めました。数字で差がつかないレースの2足だけは、公式の説明文で決めています。

11足の早見表

表は横に動かせます →

モデル重さ底の厚さドロップ公式の値段
クッション
ゲルニンバス 28281g約43.5mm8mm22,000円
ノヴァブラスト 6253g約41.5mm8mm17,600円
スーパーブラスト 3239g約46.5mm8mm26,400円
メガブラスト未確認約46mm8mm27,500円
安定
ゲルカヤノ 33298g約40mm8mm22,000円
GT-2000 15252g約38mm8mm16,500円
スピード
マジックスピード 5196g約37.5mm7mm19,800円
エボライド スピード 3218g約34.5mm5mm15,400円
ターサー RP 3未確認約31.5mm10mm16,500円
レース
メタスピード スカイ トーキョー未確認約39.5mm5mm29,700円
メタスピード エッジ トーキョー未確認約39.5mm5mm29,700円
数字は、2026年10月13日のアシックス日本公式の表示です(メンズ。スーパーブラスト・メガブラスト・マジックスピード・メタスピードは男女共用)。底の厚さは、公式が「靴底の最大の厚さ」と書く数字。重さは商品ページの「重量」で、サイズの条件は書かれていません(公式が別の文で軽量化を言うときの基準は、27.0cmの片足)。「未確認」は、商品ページに重量が出ていなかったものです。

ドロップは、かかとと前足部の厚さの差です。公式は、走り方に影響する数字だと説明しています。クッションと安定の6足は全部8mmで、差がつくのはスピードとレースの5足だけです。

素材の名前が分かると、表が読める

アシックスの底の素材は、大きく3つの系統です。公式の説明を、短くまとめます。

  • FF BLAST の系統:ターサー RP 3 のページは、FF BLAST を「軽量性と反発性を提供」する素材と書いています。派生の FF BLAST PLUS は「軽量で優れたクッション性と安定性」(エボライド スピード 3)、FF BLAST MAX は「やわらかく快適」(GT-2000 15)という説明です。毎日はく靴の土台になっています。
  • FF TURBO の系統:ノヴァブラスト 6 のページは、FF TURBO SQUARED を「高反発素材」と呼んでいます。メタスピードには FF TURBO PLUS が入ります。
  • FF LEAP:メタスピードの特集ページによると、アシックスで今までいちばん軽く、反発性に優れた素材。FF TURBO PLUS と比べて約15.0%軽く、反発性が約13.7%、クッション性が約30.0%上がった、と数字つきで書かれています。

読者があまり知らないのは、ここから先です。FF LEAP は、モデルによって入る層が違います。

モデル上の層下の層
メタスピード スカイ トーキョーFF TURBO PLUSFF LEAP
メタスピード エッジ トーキョーFF LEAPFF TURBO PLUS
マジックスピード 5FF LEAPFF BLAST PLUS
スーパーブラスト 3FF LEAP公式ページに記載なし
ノヴァブラスト 6FF BLAST MAX と FF TURBO SQUARED の二層(上下の記載なし)
各モデルの商品ページの説明文から。

つまり、レース用の素材が、スピードの役割のマジックスピード 5 と、練習用のスーパーブラスト 3 にも降りてきています。スーパーブラスト 3 がいちばん厚いのに239gで収まるのは、上の層がこの軽い素材だからだと読めます。

だから私は、モデル名より先に「FF LEAP が入っているか」を見ます。入っていれば軽さ寄り、FF BLAST だけなら毎日はく靴、という見当が付きます。

クッションの本命:ノヴァブラスト 6

なぜこれか:クッションの4足のうち、いちばん安く、ニンバス 28 より28g軽いからです(281 − 253)。底の厚さの差は2mmしかありません(43.5 − 41.5)。

公式は、二層の底と、トランポリンから着想を得た前足部の作りで「ソフトな着地感と、弾むような反発性」を出すと説明しています。底のゴムは前足部が ASICSGRIP です。
特集ページのすすめ先は、日常のランニングからマラソンの練習まで。守備範囲がいちばん広い1足です。

気をつける所:公式の「クッション」の目盛りは High で、ニンバス 28 の Maximum より1段下です。やわらかさを最優先にする人は、ニンバス 28 を選ぶほうが筋が通ります。

アシックス ノヴァブラスト 6 の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

アシックス ノヴァブラスト 6

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ニンバス 28 は、前作より約20g軽くなった(27.0cm片足)と公式が書いています。底には FF BLAST PLUS と PureGEL。
足を包むニットの上側とあわせて、4足の中でいちばん「快適さ」に振った作りです。

アシックス ゲルニンバス 28 の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

アシックス ゲルニンバス 28

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ノヴァブラスト 6 とスーパーブラスト 3 の違い

ノヴァブラスト 6スーパーブラスト 3差
重さ253g239g14g
底の厚さ約41.5mm約46.5mm5mm
公式の値段17,600円26,400円8,800円
底の素材FF BLAST MAX+FF TURBO SQUARED上の層が FF LEAP—
14g軽くするための上乗せは、1gあたり約629円です(8,800 ÷ 14)。

スーパーブラスト 3 は、5mm厚くて14g軽い。その理由が、メタスピードの流れをくむ FF LEAP です。特集ページは、ロングランやマラソンのレースにすすめています。

  • 毎日のジョギングが中心 → ノヴァブラスト 6。上乗せのぶんを使い切れません。
  • 30km走や、板なしの靴でフルマラソンを走る → スーパーブラスト 3。
  • 週に1〜2回、短く走るだけ → スーパーブラスト 3 にしないほうがいい。差が出る距離まで走らないからです。

アシックス スーパーブラスト 3 の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

アシックス スーパーブラスト 3

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メガブラストは、底が FF TURBO SQUARED で約46mm。公式は「さまざまな速度や距離に対応」と書いています。ただ、商品ページに重量が出ていないので、スーパーブラスト 3 と数字で比べることができません。重さが読めるまで、私は選びません。

安定の本命:GT-2000 15

なぜこれか:同じ STABILITY のカヤノ 33 より46g軽く(298 − 252)、底の厚さは2mmしか変わらないからです。公式の「プロネーション」の欄は、2足とも同じ「Maximum Stability」の表示です。

46gは、片足1回ぶんの差です。フルマラソンを歩幅1mで走ると仮定すると、42,195歩。片足は約21,098回、地面を離れます。46g × 21,098回で、片足につき約970kgぶん、持ち上げる重さの合計が変わる計算です。

GT-2000 15 は、前作より底を2mm厚くして FF BLAST MAX を入れた、と公式が書いています。着地のぶれを抑えるのは 3D GUIDANCE SYSTEM。
特集ページのすすめ先は、日々のランニングから、フルマラソン完走に向けた練習までです。

気をつける所:公式の「クッション」の目盛りは High。カヤノ 33 は Maximum です。底のやわらかさでは、カヤノ 33 が1段上になります。

アシックス GT-2000 15 の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

アシックス GT-2000 15

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ゲルカヤノ 33 と GT-2000 15 の違い

カヤノ 33 は、公式が「フラッグシップモデルのひとつ」と呼ぶ上位の靴です。違いは、ぶれを抑える仕組みと、底の素材の数にあります。

  • 仕組み:カヤノ 33 は FLUIDSUPPORT。走っている間の動きの変化に合わせて働く、と公式は説明しています。特集ページは「フォームが乱れやすい疲労時」を名指ししています。GT-2000 15 は 3D GUIDANCE SYSTEM です。
  • 素材:カヤノ 33 は FF BLAST PLUS と FF BLAST MAX の2種類。GT-2000 15 は FF BLAST MAX です。
  • すすめ先:カヤノ 33 は「特に、フルマラソン完走を目標とする方」。GT-2000 15 は、そこへ向けた「トレーニングまで」。

フルマラソンの後半、疲れてからの安定を買いたい人はカヤノ 33。10kmやハーフまでの人、軽さを取りたい人は GT-2000 15。足の倒れ込みが気にならない人は、どちらも選ばず、クッションの4足から選ぶほうが軽く済みます。

アシックス ゲルカヤノ 33 の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

アシックス ゲルカヤノ 33

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スピードの本命:マジックスピード 5

なぜこれか:重さを読めたモデルの中でいちばん軽い196gで、カーボンの板と FF LEAP が両方入っているからです。公式の値段は、レース用のメタスピードのちょうど3分の2です(早見表の数字で 19,800 ÷ 29,700 = 0.67)。

公式によると、前のモデルより約50g軽くなりました(27.0cm片足)。かかと側の厚さも約43.5mmから約37.5mmへ、6mm薄くなっています。
厚さを削ってまで軽くした、という世代交代です。特集ページは、カーボンの板が入った靴を初めて試す人にすすめています。

気をつける所:中敷きは固定式で、取り替えられません。自分の中敷きを使っている人には合いません。

アシックス マジックスピード 5 の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

アシックス マジックスピード 5

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板のない靴がよければ、エボライド スピード 3 です。公式は「カーボンプレートを搭載しておらず、軽量かつ自分の足で進める感覚のあるシューズ」と書いています。218gで、11足の中でいちばん安い値段です。

ターサー RP 3 は、底が約31.5mmで11足の中でいちばん薄く、ドロップは10mmでいちばん大きい靴です。公式の言葉は「自分の足で蹴る感覚を研ぎ澄ませた」。厚底に慣れた人が選ぶと、数字の上では別の乗り物になります。

レースの本命:メタスピード エッジ トーキョー

スカイとエッジは、底の厚さ、ドロップ、公式の値段が同じです。商品ページに重量は出ていません。数字では決められないので、公式の説明文で決めます。

スカイ トーキョーエッジ トーキョー
公式が言う走り方ストライド型(歩幅で速くなる人)ピッチ型(回転で速くなる人)
FF LEAP の位置下の層上の層
公式の説明着地の段階での安定性を高める中足部からかかとの沈み込みを抑える
前作(PARIS)比の反発約18.8%向上約21.4%向上
前作比は、メタスピードの特集ページの数字です。どちらも前作より約15g軽い(27.0cm片足)と書かれています。

なぜエッジか:特集ページは、エッジを「ピッチを調節しながらストライドを伸ばす」靴と書いています。回転と歩幅の両方に触れているのは、エッジの説明だけです。
自分がどちらの型か言い切れない人には、エッジのほうが外れにくい。前作からの反発の伸びも、エッジのほうが大きくなっています。

スピードを上げるとき、歩幅がぐんと伸びる自覚がある人はスカイ。そうでなければエッジ。これが私の分け方です。

気をつける所:公式は2足とも「トップアスリート向け」と明記しています。中敷きは固定式。重量が公式ページで読めないので、軽さを数字で確かめてから買いたい人は、196gと分かっているマジックスピード 5 のほうが納得して買えます。

アシックス メタスピード エッジ トーキョー の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

アシックス メタスピード エッジ トーキョー

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アシックス メタスピード スカイ トーキョー の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

アシックス メタスピード スカイ トーキョー

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1gあたりの値段で見ると、軽さの値段が分かる

重さを読めた7足について、公式の値段を重さで割りました。

モデル重さ公式の値段1gあたり
GT-2000 15252g16,500円約65円
ノヴァブラスト 6253g17,600円約70円
エボライド スピード 3218g15,400円約71円
ゲルカヤノ 33298g22,000円約74円
ゲルニンバス 28281g22,000円約78円
マジックスピード 5196g19,800円約101円
スーパーブラスト 3239g26,400円約110円
計算は、公式の値段 ÷ 重さです(例:16,500 ÷ 252 = 65.5円)。

1gあたりが100円を超えるのは、FF LEAP が入った2足だけです。残りの5足は65〜78円に収まっています。軽い素材のぶんを、値段で払っていることが分かります。

本命に挙げた GT-2000 15 とノヴァブラスト 6 は、この表でも上の2つです。数字の上で割安な2足が、そのまま役割の本命になりました。

表に入れなかった現行モデル

モデル公式の値段公式で読めたこと
メタスピード レイ33,000円約129g(27.0cm片足)。シリーズでいちばん軽い
ノヴァブラスト 6 GTX22,000円ノヴァブラスト 6 の GTX 版
GT-2000 15 GTX19,800円GT-2000 15 の GTX 版
2026年10月13日のアシックス日本公式の表示。底の厚さとドロップは読んでいないので、早見表から外しました。

このほか、公式の特集ページには、ゲルキュムラス 28、グライドライド マックス 2、ソニックブラスト 2、ヨギリ スピード、GT-1000 15、ハイパーレーサーが載っています。

買わなくていい人

  • いまの靴に不満がなく、走る距離も変わらない人。世代が1つ進んでも、ドロップは同じ8mmのままというモデルが6足あります。
  • メタスピードを練習用に買おうとしている人。公式の言葉は「レーシングシューズ」です。練習は、FF LEAP が入ったマジックスピード 5 かスーパーブラスト 3 で足ります。
  • ハイロックスのような、走る以外の種目がある競技の靴を探している人。底の作りの見方が変わるので、ハイロックスのシューズの記事の条件で選ぶほうが合います。

よくある質問

幅の広いモデルはありますか

公式の一覧には、ゲルカヤノ 33 の WIDE と EXTRA WIDE、ノヴァブラスト 6 の WIDE、GT-2000 15 の WIDE、マジックスピード 5 の WIDE、エボライド スピード 3 の WIDE、ターサー RP 3 の WIDE が並んでいます。メタスピードの2足は、STANDARD の表示でした。

メタスピード レイは、スカイやエッジと何が違いますか

特集ページは、レイを約129g(27.0cm片足)のシリーズ最軽量と書き、前足部で着地する走り方に適したレーシングシューズと説明しています。
上側の素材も、スカイとエッジの MOTION WRAP 3.0 に対して、レイは MATRYX です。値段は上の表のとおり、3足でいちばん高くなります。

ほかのメーカーと比べたい

PUMA は、靴ごとに「何kmもつか」の目安を公式に書いています。ディヴィエイト ニトロの記事に並べました。On の一覧はOn のシューズの記事にあります。アシックスの商品ページには、距離の目安は書かれていません。

この記事に出てきた道具

広告・画像:楽天市場

出典

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