ナイキ2026年の新作6足を公式の数字で読むペガサス 42・プラス 2・ACG の3足・アルファフライ 4

公開 2026年10月13日更新 2026年10月13日シューズ・道具公式の出典 20本広告を含みます

背景の写真:Felix yu(Unsplash)

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2026年のナイキで買う理由がいちばんはっきりしているのは、4月9日発売のペガサス 42(27cmで約287g・17,600円)です。公式が数字で言う変化が2つあり、6足の中でいちばん安い。トレイルの3足は ACG の名前に変わり、アルファフライ 4 は日本公式ではまだ「近日発売」です。

シューズオタクの本命

今年のナイキは、底の材料より先に靴型(ラスト)を読む。6足のうち5足で、公式は「つま先と前足部を広げた」と書いている。ペガサス 42 の新しい靴型 MR-10 2.0 は、8月のペガサス プラス 2 にもそのまま使われた。
前の世代でつま先が当たっていた人ほど、今年の世代に替える意味が大きいと私は読んでいる。

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この記事の要点

  • ロードの新作はペガサス 42(4月9日)とペガサス プラス 2(8月下旬)。差は27cmで38g・4,400円
  • トレイルは ACG ペガサス トレイル・ACG ゼガマ トレイル・ACG ウルトラフライ トレイルの3足。ドロップは8mm・4mm・8.5mmと全部ちがう
  • アルファフライ 4 は前の世代より5%軽いと発表。逆算すると前の世代は約198gで、差は約10g

「新作」と書かれた靴の、発売日を公式で確かめる

店の棚では、去年の靴にも「新作」の札が付いています。そこで、ナイキ本体の発表(about.nike.com)に発売の時期が書かれている靴だけを拾いました。

2026年1月から10月のあいだに発売と書かれ、日本公式(nike.com/jp)に商品ページがあるランニングシューズは6足です。ロードが3足、トレイルが3足。

この記事は「今年、何が変わったか」だけを書きます。ナイキの全体の並びと、底の材料の説明はナイキのランニングシューズ10足の選び方にまとめてあります。

選んだ条件

  • ナイキの発表に、2026年1月〜10月の発売の時期が書かれていること
  • 2026年10月13日に、日本公式で商品ページを開けたこと
  • 色ちがい・防水・幅広の版は、もとの1足にまとめること

発売の時期は世界向けの発表のもので、日本での発売日は別に書かれていません。ボメロやストラクチャーの現行モデルは、2026年の発売と書いた発表を読めなかったので入れていません。

6足の早見表(発売と値段)

モデル種類発売(公式の発表)公式の値段
ペガサス 42ロード・毎日用2026年4月9日17,600円
ペガサス プラス 2ロード・速めの練習2026年8月下旬22,000円
アルファフライ 4ロード・レース9月17日に先行、10月29日に広く発売39,600円
ACG ペガサス トレイルトレイル・入り口2026年4月17,930円
ACG ゼガマ トレイルトレイル・荒れた道2026年夏27,060円
ACG ウルトラフライ トレイルトレイル・レース2026年春36,080円
値段は2026年10月13日のナイキ日本公式の表示(メンズ・税込)。アルファフライ 4 は、日本公式では「近日発売」の表示でした。ACG ペガサス トレイルは、色によって値引きの表示があります。

6足の早見表(重さ・底の厚さ・ドロップ)

表は横に動かせます →

モデル重さ(27cm)重さ(28cm)底の厚さドロップ
ペガサス 42約287g約300g未確認10mm
ペガサス プラス 2約249g未確認未確認10mm
アルファフライ 4約188g(26.5cm)未確認未確認8mm
ACG ペガサス トレイル約286g約305g未確認8mm
ACG ゼガマ トレイル約315g約338g未確認4mm
ACG ウルトラフライ トレイル約276g約287g未確認8.5mm
ナイキ日本公式の商品ページの数字(メンズ・片足)。ドロップは、かかとと前足部の高さの差で、公式の表記は「オフセット」です。底の厚さは6足とも商品ページに数字が無く、未確認です。ペガサス プラス 2 のページには、大きいサイズの数字として約265gも載っています。

並べて最初に目に入るのは、ドロップです。ロードの毎日用は10mmでそろっているのに、トレイルの3足は8mm、4mm、8.5mmとばらばら。ACG の3足は、名前がそろっただけで、作りは別々の靴です。

読者が見落としやすい所:今年変わったのは「靴型」

靴型(ラスト)は、靴を作るときに中に入れる足の形の型です。底のフォームが同じでも、型が変われば、つま先の広さも甲の当たりも変わります。

ペガサス 42 の商品ページには「MR-10 2.0靴型:ペガサス 41からアップデート」とあります。ナイキの8月の発表は、この MR10 2.0 がペガサス 42 で初めて使われ、ペガサス プラス 2 にも入ったと書いています。

トレイルの3足も同じ向きです。発表は3足とも、トレイル専用の靴型と、広くしたつま先まわりを挙げています。

モデル公式が数字で言う変化公式が言葉で言う変化
ペガサス 42エネルギーリターン(踏んだ力の戻り)が前の世代より15%増。つま先側のクッションを3mm追加空気の部品が端から端まで1枚に。つま先と前足部を広く
ペガサス プラス 2エネルギーリターンが初代より18%以上増前足部に、外から見える Air Zoom。靴型は MR10 2.0
アルファフライ 4前の世代より5%軽い(メンズ 8.5)。エネルギーリターン10%増ZoomX の上に、より軽い ZoomX LT を重ねた
ACG ペガサス トレイルなしReactX を増量。底のゴムが新しい配合に。つま先を広く
ACG ゼガマ トレイルなし(ZoomX の戻りは85%と説明)ZoomX を足のすぐ下に。足首まわりの布を伸びる物に
ACG ウルトラフライ トレイルなし(ZoomX の戻りは85%と説明)カーボンの板を初代よりやわらかく。前足部とかかとを広く
ナイキの発表と日本公式の商品ページから。トレイルの3足とペガサス プラスの初代は、前の世代の商品ページが日本公式に残っておらず、重さの差は計算できません。

数字で変化を言っているのは、ロードの3足だけです。トレイルの3足は、言葉の説明にとどまります。この差は、あとの結論に効いてきます。

ペガサス 42:変わった所を数字で言える、今年の土台

前の世代から:ペガサス 41 は、空気の部品(Air Zoom)が前足部とかかとの2つに分かれていました。42 は、反った形の1枚が端から端まで入ります。発表は、エネルギーリターンが15%高いと書いています。

重さは、同じサイズの数字がそろうウィメンズ25cmで比べられます。41 が約251g、42 が約243g。8g、割合で約3%軽くなりました(8 ÷ 251)。

定価は、41 のウィメンズが16,500円、42 が17,600円。1,100円の値上げで、空気の部品と靴型と重さの3つが変わった計算です。

兄弟との違い:防水の GORE-TEX 版は28cmで約323g、20,900円。もとの42(約300g)より23g重く、3,300円高い。底は Storm Tread という別のゴムの形です。

ほめる所:6足でいちばん安いのに、公式が数字で言う変化が2つあります。つま先側に3mmのクッションを足しながら、ほかの部分の厚さは上げていない、という説明も細かい。
幅広・防水・すぐ履ける版まで同じ名前でそろうのは、この靴だけです。

気をつける所:底のフォームは 41 と同じ ReactX で、発表もそのまま引き継いだと書いています。ドロップも10mmのまま。底の厚さの数字は、公式ページにありません。

  • 向く人:最初の1足。41 でつま先が当たっていた人。雨の日用や幅広が要る人
  • 向かない人:41 の底がまだ残っていて、つま先にも不満が無い人。軽さが目的の人

ナイキ ペガサス 42 の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

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ペガサス プラス 2:38g軽い、同じ靴型の上のモデル

前の世代から:発表は、初代のペガサス プラスよりエネルギーリターンが18%以上高いと書いています。いちばんの変更は前足部で、反った形の Air Zoom が外から見える位置に入りました。
発表は、空気の圧と作りをサイズごとに変えているとも説明しています。

兄弟との違い:ペガサス 42 と同じ靴型で、ドロップも同じ10mm。違うのは底のフォームで、ReactX が ZoomX に替わります。27cmの重さは約249gで、42 より38g軽い(287 − 249)。

値段の差は4,400円(22,000 − 17,600)。1g軽くするのに約116円という計算です(4,400 ÷ 38)。

ほめる所:レース用と同じ名前のフォームを、毎日用と同じ足入れで使えます。42 で足に合った人は、サイズの迷いなく上に行ける。靴型をそろえた意味が、ここに出ています。

気をつける所:初代の重さが日本公式に残っておらず、世代の間で軽くなったのかどうかは数字で言えません。商品ページの重さは約249g(27cm)と約265gの2つが載っていて、サイズの読み分けが要ります。

  • 向く人:42 と同じ足入れのまま、軽い靴を速めの日に使い分けたい人
  • 向かない人:1足で全部すませたい人。防水や幅広が要る人(この2つは42の側にある)

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ACG ペガサス トレイル:ロードのペガサスと1gしか違わない

ナイキは2026年2月2日の発表で、ナイキ トレイルを ACG(All Conditions Gear)に移すと書きました。トレイルの靴の名前に ACG が付いたのは、このためです。

前の世代から:日本公式の説明では、ReactX をこれまでより多く入れ、底のゴムは濡れた路面に強い配合(All Terrain Compound)に替わりました。
つま先と前足部も広くなっています。数字での比較は、公式にありません。

兄弟との違い:ロードのペガサス 42 と27cmで比べると、約286gと約287g。差は1gです。28cmでも5g(305 − 300)。値段の差は330円(17,930 − 17,600)。

違うのは、ドロップが8mmで2mm小さいことと、底のゴムです。ACG の残り2足は Vibram のゴムですが、この靴はナイキ自前のゴムです。

ほめる所:トレイル用のゴムとつま先の保護が付いて、重さがロードのペガサスとほぼ同じ。公式は「ロードでおなじみの反発性」をトレイル向けにした靴と説明しています。
家から舗装路を走って山に入る使い方に、数字の上でいちばん無理がありません。

気をつける所:公式が挙げる向き先は、中くらいの難しさのコースです。岩を踏む場面で足裏を守る板(ロックプレート)は、説明にありません。GORE-TEX 版は27cmで約291g、値段は27,060円で、もとの版より9,130円高くなります。

  • 向く人:トレイルの最初の1足。ロードのペガサスを履いていて、同じ感覚で山に入りたい人
  • 向かない人:岩場や長い下りが続くレースに出る人。その場合は次のゼガマ

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ACG ゼガマ トレイル:ドロップ4mm、いちばん重くていちばん守る

前の世代から:発表は、この靴を ACG の走る靴の中でいちばん頑丈なモデルと呼んでいます。底は2層で、足のすぐ下に ZoomX、その下に安定のための Cushlon 3.0。
足首まわりの布(ゲイター)は伸びる物になり、タンとかかとの当て物が増えました。

発表に出てくる選手は、前の世代と同じ快適さと安定のまま、反発が増えたと話しています。数字での比較は、公式にありません。

兄弟との違い:27cmで約315g。ACG ペガサス トレイルより29g重い(315 − 286)。ドロップは4mmで、6足の中でいちばん小さい。底は Vibram メガグリップで、前足部にロックプレートが入ります。

ほめる所:ZoomX、ロックプレート、Vibram の3つが1足に入っています。発表が ZoomX の戻りを85%と数字で書いているのも、トレイルの靴では珍しい。荒れた道で足を守る部品を、全部のせた靴です。

気をつける所:ドロップ4mmは、10mmのペガサスから6mm下がります。かかとの高さに慣れた足には、別の靴に感じる差です。重さも6足でいちばんあります。

  • 向く人:岩や根の多いコース、長い距離のトレイル。ドロップの小さい靴にすでに慣れている人
  • 向かない人:林道や公園の土の道が中心の人。ここまでの守りは要らず、29g軽いペガサス トレイルで足ります

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ACG ウルトラフライ トレイル:板をやわらかくした、トレイルのレース用

前の世代から:初代のウルトラフライは2023年の発売でした。新しい世代は、カーボンの板を初代よりやわらかくし、板の背に切れ目を入れて、荒れた地面でしなるようにしています。前足部とかかとの幅も広がりました。

ロードのレース用は、板を硬くして前に転がす作りです。トレイルで同じ硬さだと、石の上で足が板ごと傾きます。板を「やわらかくした」ことが売り文句になるのは、トレイルならではです。

兄弟との違い:27cmで約276g。ゼガマより39g軽く(315 − 276)、値段は9,020円高い(36,080 − 27,060)。1g軽くするのに約231円です(9,020 ÷ 39)。ペガサス プラス 2 の約116円の、ほぼ2倍。

トレイルの3足重さ(27cm)公式の値段1gあたり
ACG ペガサス トレイル約286g17,930円約63円
ACG ゼガマ トレイル約315g27,060円約86円
ACG ウルトラフライ トレイル約276g36,080円約131円
1gあたりは、公式の値段 ÷ 27cmの重さです(例:36,080 ÷ 276 = 130.7円)。

ほめる所:ZoomX とカーボンの板と Vibram メガグリップ。ロードのレース用の材料に、トレイルのゴムを合わせた作りです。発表は、13回の試作と3万マイルを超える試し履きを経たと書いています。3足でいちばん軽いのも、この靴です。

気をつける所:重さは、ロードのペガサス 42 とほぼ同じです(276gと287g)。「レース用だから200g前後」という数字ではありません。
値段はペガサス トレイルの約2倍です(36,080 ÷ 17,930 = 2.01)。

  • 向く人:トレイルのレースで順位や時間をねらう人。走れる区間の長いコース
  • 向かない人:完走が目標の人、練習でも毎回使いたい人。値段の差は、板と軽さの39gに払うお金です

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アルファフライ 4:発表は10g軽い計算。日本はまだ「近日発売」

前の世代から:9月17日の発表は、前の世代より5%軽く(メンズ 8.5)、エネルギーリターンが10%高いと書いています。日本公式の重さは、同じサイズにあたる26.5cmで約188g。
逆算すると前の世代は約198gで、差は約10gです(188 ÷ 0.95 = 197.9)。

軽くなった理由は、新しいフォームの ZoomX LT です。発表は、ふつうの ZoomX より最大17%軽いと説明しています。日本公式の説明では、ZoomX の上にこの LT を重ねる2層です。

兄弟との違い:ヴェイパーフライ 4 との違いは、前足部の Air Zoom があるかどうかと、ドロップです(8mmと6mm)。この2足の比べ方は厚底カーボン10足の記事に書いたので、ここではくり返しません。

ほめる所:部品の多い靴が、世代を重ねて軽くなりました。空気の部品、板、2層のフォームを入れて190gを切る数字は、材料を替えないと出ません。日本公式は、前の世代よりやわらかく、音も静かになったと書いています。

気をつける所:発表では10月29日から広く発売。調べた日の日本公式は「近日発売」で、買えません。底の厚さも、商品ページに数字がありません。

もう1つ。ナイキは9月30日に、さらに上のレース用「エイペックス」を2027年1月に出すと発表しました。かかとも前足部も厚さ40mm、ドロップ0mmという、まったく別の作りです。いちばん上の靴が欲しい人は、年明けまで待つ理由があります。

  • 向く人:ハーフとマラソンに出る日が決まっていて、発売を待てる人
  • 向かない人:10月・11月の大会に間に合わせたい人。10kmにも使いたい人。どちらも、いま買えるヴェイパーフライ 4 の側です

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2026年のナイキで、いちばん買う理由がある1足

ペガサス 42 です。条件は3つで決めました。前の世代との差を公式が数字で言っていること。同じサイズの重さで差を確かめられること。いますぐ買えること。

3つとも満たすのは、ペガサス 42 だけです。エネルギーリターン15%増とつま先の3mm、ウィメンズ25cmで8gの軽量化。1,100円の値上げに対して、変わった所が具体的に並びます。

ペガサス プラス 2 は、42 が足に合った人の2足目。トレイルの3足は、行く道で決まります。土の道ならペガサス トレイル、岩場ならゼガマ、レースならウルトラフライ。

買わなくていい人もはっきりしています。ペガサス 41 でつま先に不満が無い人は、底のフォームが同じなので急ぐ理由がありません。ほかのメーカーの今年の新作と比べたい人は、2026年のおすすめ10足に、アシックスの新しい世代を並べています。

よくある質問

ペガサス 41 が値引きされています。42 とどちらにしますか

調べた日、日本公式のペガサス 41(ウィメンズ)は値引きの表示でした。底のフォームは同じ ReactX、ドロップも同じ10mmです。つま先まわりが今のままで足りている人は 41、広さが欲しい人と、1枚になった空気の部品を選びたい人は 42 です。

ACG と付かないペガサス トレイルやゼガマは、もう無いのですか

調べた日、日本公式の検索に出たのは ACG の名前の物だけでした。「ペガサス トレイル 5」「ゼガマ 2」の商品ページは見つかりません。店に残っている ACG 無しの物は、前の世代です。

ACG ゼガマには「ハイク」という名前の物もありますが、公式の分類はハイキングシューズで、走る靴とは別です。

スウッシュフライは、いつ買えますか

ナイキの9月30日の発表では、2027年2月に中国で発売し、その春に世界で発売します。新しいフォーム SkyX とカーボンの板を使い、レース用の中では手の届きやすい値段に置く、という説明です。値段と重さの数字は、まだ発表にありません。

この記事に出てきた道具

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出典

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