NIMBUS MIRAI 2 レビュー37g軽く、排出量は1足4.9kg

公開 2026年10月13日更新 2026年10月13日シューズ・道具公式の出典 4本広告を含みます

背景の写真:Felix yu(Unsplash)

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NIMBUS MIRAI 2 は、2026年10月15日に発売されるアシックスの靴です。この記事を書いた10月13日の時点では、まだ発売前です。はき終わったら返して、材料に戻せるように作った靴の2代目で、値段は24,200円。色は1色、足幅はスタンダード、売り場はアシックスのオンラインストアと直営店です。

シューズオタクの本命

NIMBUS MIRAI 2 は、返した靴が本当に次の靴になったことを確かめてから買える2代目だ。甲のラインには、回収した初代から作った再生ポリエステルが約1%入っている。
1%は小さいが、ゼロとの差は大きい。回収の輪が1周した証拠が、商品そのものに付いている。靴を早く履きつぶす人ほど、この1足を選ぶ理由がある。

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この記事の要点

  • 初代との値段の差は2,200円でちょうど1割。軽くなった37gで割ると、1gあたり約59円
  • 排出量は初代の6.1kgから4.9kgへ。差の1.2kgは、割り算すると約19.7%で、公式の「約20%」と合う
  • 重さそのもの・底の厚さ・ドロップは、日本語と英語のどちらの発表にも書かれていない

はき終わった靴の行き先まで、発表に書いてある靴

先に書きます。NIMBUS MIRAI 2 の発売日は2026年10月15日で、この記事は発売の2日前に、公式の発表だけを読んで書いています。

月に500km走ると、靴は年に何足も入れ替わります。だから私は、重さや厚さと同じ列に「はき終えたあと、どこへ行くか」を置いて靴を見ます。その欄に、公式の数字で答えが書いてある靴は、ほとんどありません。

NIMBUS MIRAI は、その欄を埋めるために作られた靴です。2代目の発表には、初代との差が3つ、数字で書かれていました。発売が近い新作の一覧はこれから出る新作の記事にあります。ここでは、この1足だけを読みます。

公式の数字

項目NIMBUS MIRAI 2
発売日2026年10月15日(発売前)
公式の値段24,200円
重さ未確認(初代より約37g軽い、とだけ記載)
底の厚さ未確認
ドロップ未確認
足幅スタンダードだけ
板リリースに板の記載なし
サイズ22.5〜29.0cm(0.5cm刻み)、30.0cm
色の数1色(クリーム×カームインディゴ)
売り場アシックスオンラインストア、直営店(アウトレットをのぞく)
作るときの排出量1足 4.9kg(CO2 換算)
植物由来の素材重さの約30%
アシックスのニュースリリース(2026年8月10日)から。値段はメーカー希望小売価格(税込)。排出量は、アシックスの算定方法(バージョン1.4)による数字です。重さ・底の厚さ・ドロップは、日本語のリリースにも英語の発表にも書かれていません。

品番は 1013A197、生産国はベトナムです。足を包む側は合成繊維、地面に当たる側はゴムと書かれています。英語の発表では、世界での発売が10月1日、値段は180ドル。日本は14日あとです(10月15日 − 10月1日)。

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前の世代から変わった所

初代の NIMBUS MIRAI は、2024年4月12日に出ました。2代目までの間は916日、約2年半です。2つのリリースを並べます。

項目初代2差
発売日2024年4月12日2026年10月15日916日
公式の値段22,000円24,200円+2,200円
重さ記載なし記載なし約37g減
排出量(1足)6.1kg4.9kg−1.2kg
色ホワイト×ホワイトクリーム×カームインディゴどちらも1色
品番1013A1381013A197—
初代の発売日・値段・色・品番は2024年4月11日のリリース、初代の排出量は2026年の英語の発表の注から。差は私の計算です(24,200 − 22,000、6.1 − 4.9)。日数は、2024年4月12日から2026年4月12日までの730日に、10月15日までの186日を足しました。

値段:2,200円の上乗せは、初代の値段のちょうど1割です(2,200 ÷ 22,000)。

重さ:公式が書いているのは「約37g軽い」という差だけです。上乗せを37gで割ると、1gあたり約59円(2,200 ÷ 37)。同じ年のゲルニンバス 28 は、20g軽くして1,100円の上乗せで、1gあたり55円でした。
軽くするための値段は、ほぼ同じ水準です。発表は、クッション性も上がったと書いています。

排出量:差は1.2kg。割り算すると約19.7%で(1.2 ÷ 6.1)、公式の「約20%」と合います。発表の数字を自分で引き算して合うと、その発表を信用して読めます。

返した靴の使い道:いちばん大きな変化は、ここだと私は見ます。初代の発表は、試験の段階で、甲の布の87.3%を PET の原料として再利用できると確かめた、と書いていました。
まだ「できる」という話です。2代目の発表は、甲のラインの部分に、回収した初代から作った再生ポリエステルを約1%使った、と書いています。「できる」が「やった」に変わりました。

返せる靴の仕組み

ふつうのランニングシューズは、何種類もの素材を強い接着剤で貼り合わせて作ります。だから、はき終わると分けられず、材料に戻しにくい。NIMBUS MIRAI は、そこを2か所で変えています。

  • 甲の布を、ほぼ1種類の素材にした。英語の発表は、材料を取り出しやすくするために、甲を主に単一の素材で作ったと説明しています。初代のリリースでは、甲の75%以上が再生ポリエステルでした。
  • 熱で外れる接着剤を使った。アシックスが自分で開発した接着剤で、はいている間は甲と底を貼り合わせ、熱を加えると分けやすくなる、と説明されています。

返し方は、ベロに付いた二次元コードから読めます。返した靴は甲と底に分けられ、それぞれの再生の工程に回ります。日本での回収は、オンラインで受け付けです。

回収の仕組みが動いているのは、米国、英国、オランダ、フランス、日本、オーストラリア、ニュージーランド、中国の8か国。日本は、その中に入っています。

兄弟モデルとの違い

名前を分け合うゲルニンバス 28 と並べます。ふつうに買えるニンバスと、返せるニンバスです。

NIMBUS MIRAI 2ゲルニンバス 28
公式の値段24,200円22,000円
重さ未確認281g
底の厚さ未確認約43.5mm
ドロップ未確認8mm
足幅(男性用)スタンダードスタンダード/エキストラワイド
色(男性用スタンダード)1色5色
売り場公式通販と直営店全国の店
排出量の表示1足 4.9kgリリースに記載なし
ゲルニンバス 28 の数字は、当サイトのゲルニンバス 28 の記事で公式から読んだものです。値段の差は2,200円(24,200 − 22,000)。

発表を読むかぎり、2足の作りがどこまで同じかは書かれていません。底の素材の名前も、NIMBUS MIRAI 2 のリリースには出てきません。同じ「ニンバス」でも、数字で重ねて比べられるのは値段と足幅と色までです。

  • 重さと厚さの数字を見て決めたい、幅広の品番がほしい、色を選びたい → ゲルニンバス 28
  • はき終えたあとの行き先まで含めて1足を選びたい → NIMBUS MIRAI 2

アシックス ゲルニンバス 28 の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

アシックス ゲルニンバス 28

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ほめる所

発表の数字に、たしかな前進がある。排出量は1.2kg減り、重さは37g減りました。環境の話を前に出す靴は、走る道具としての数字が後回しになりがちです。この靴は、両方を同じ発表の中で数字にしています。

回収が1周した。約1%という数字を、私は小さいと思いません。初代が出てから916日のあいだに、売って、返してもらって、分けて、糸に戻して、次の靴に入れる所までたどり着いた、という意味だからです。

植物由来の素材が重さの約30%。靴全体の重さに対する割合で書かれています。一部の部品だけの話ではありません。

日本が回収の対象に入っている。海外だけの取り組みだと、買っても返す先がありません。日本はオンラインで返せます。

気をつける所

  • 走る道具としての数字が足りない。重さそのもの、底の厚さ、ドロップ、底の素材の名前が、発表にありません。ほかの靴と表で並べて決めたい人には、材料がそろっていません。
  • 色は1色、足幅は1つ。クリーム×カームインディゴのスタンダードだけです。
  • 売り場が直販にかぎられる。発表にあるのは、アシックスのオンラインストアと直営店です。初代のときは、直営の3店とオンラインストアでした。
  • 再生材は、まだ約1%。入っているのは甲のラインの部分です。靴の大半が返した靴からできている、という段階ではありません。

向く人・向かない人

  • 向く人:靴を早く履きつぶす人。捨てる足数を減らしたい人。初代を持っていて、返して次に進みたい人。
  • 向かない人:重さと厚さの数字で比べてから買いたい人。幅広の品番が要る人。近くの店で足を入れてから決めたい人(直営店がない地域)。
  • 買わなくていい人:やわらかい毎日用の靴がほしいだけの人。2,200円下に、数字が全部そろったゲルニンバス 28 があります。

値段と買い方

モデル公式の値段楽天の値段の幅
NIMBUS MIRAI 224,200円(10月15日発売)—
NIMBUS MIRAI(初代)22,000円(発売時)
ゲルニンバス 2822,000円15,015〜25,300円
公式の値段は、リリースのメーカー希望小売価格(税込)。楽天の幅は調べた日の店の表示で、NIMBUS MIRAI は初代と 2 が同じ検索に並びます。

発表にある売り場は、アシックスの直販だけです。発売日に手に入れるなら、公式オンラインストアか直営店になります。

下のボタンの先には、初代と 2 が混ざって出ます。見分ける所は、商品名の「2」と品番(2 は 1013A197、初代は 1013A138)、それに色です。白1色なら初代、クリームに紺なら 2 です。

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よくある質問

サイズ感はどう選べばいいですか

公式が出している手がかりは、サイズの刻みと足幅です。22.5〜29.0cmが0.5cm刻みで、その上に30.0cm。男女で品番は分かれておらず、足幅はスタンダードだけです。
初代も同じサイズの範囲でした。アシックスでエキストラワイドやワイドをはいている人には、合う品番がありません。

はき終わった靴は、どうやって返すのですか

ベロの二次元コードを読み取ると、返し方と決まりごとが出ます。日本での回収は、オンラインで受け付けです。返した靴は、甲と底に分けられて、別々の再生の工程に回ります。
送料や受け付けの細かい条件は、リリースには書かれていません。

初代が安く残っていたら、どちらを選びますか

公式の数字で2代目が上なのは、37g軽いこと、クッション性が上がったと書かれていること、排出量が1.2kg少ないことの3つです。公式の値段の差は2,200円。
店での差がこれより大きく開いていて、37gに1gあたり約59円を払う気がないなら、初代で足ります。返せる仕組みは、初代にも付いています。

この記事に出てきた道具

広告・画像:楽天市場

出典

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