ブルックス Ghost 18 レビュー底は17のまま、290g・ドロップ10mm・19,800円

公開 2026年10月13日更新 2026年10月13日シューズ・道具公式の出典 9本広告を含みます

背景の写真:Felix yu(Unsplash)

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Ghost 18 は、ブルックスが「ブランドを代表する」と書く毎日用の靴です。2026年6月中旬に先行販売が始まり、19,800円、メンズ27cmで290g、ドロップ10mm。板は入りません。ジョグ用の1足を、幅を選んで買いたい人に向きます。

シューズオタクの本命

Ghost 18 は、足に触れる3か所だけを直した世代。底の素材も厚さも前作と同じだと、商品ページが自分で書いている。新しいのは中敷き、ベロ、甲の布。
そのうえで、ワイド・スリム・防水の3つの派生が最初からそろう。底を気に入っている人が、幅と天気で選び分けられる。私が18を買う理由は、この棚の広さだ。

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この記事の要点

  • メンズ290g(27cm)で、Ghost 17 の商品ページより5g重い。値段の定価は同じ19,800円
  • 防水の GTX は320g・28,600円。通常版との差は30gと8,800円
  • 底の厚さは数字で公表されていない。分かるのはドロップ10mmと「前作と同じ」の2つ

公式の数字|290g・ドロップ10mm・19,800円

新しい世代の商品ページに、「ミッドソールの素材とソールの厚みは前作から変更なし」と書いてある。Ghost 18 は、そこから読み始める靴です。

日本でブルックスを扱うアキレスが、2026年6月9日に発表文を出しています。その発表文と、日本公式の商品ページの数字を並べます。

項目Ghost 18
発売2026年6月中旬から先行販売(発表は6月9日)
値段(税込)19,800円
重さ(メンズ)290g(27cm)
重さ(ウィメンズ)260g(24cm)
底の厚さ数字の公表なし(前作と同じ、と記載)
ドロップ10mm
足幅メンズ D(標準)・2E(ワイド)/ウィメンズ B(標準)。スリムもあり
サイズメンズ 25.0〜29.0cm/ウィメンズ 22.0〜26.0cm
板記載なし
フォームDNA LOFT v3
中敷きOrtholite X-60(今回から)
発売の時期と派生の種類は発表文、そのほかは2026年10月13日の日本公式の商品ページの表示です。重さは片足。サイズは開いた色のページの選択肢で、ワイドのページは 25.0〜30.0cm(29.5cm を除く)でした。日付まで書いた発売日は、発表文にありません。

売る場所は、発表文では「公式オンラインショップおよび一部 BROOKS 取扱店舗」。用途は、ジョグ、LSD(ゆっくり長く走る練習)、通勤ラン。初心者から経験者まで、と対象を広く取っています。

ブルックス Ghost 18(ゴースト18) の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

ブルックス Ghost 18(ゴースト18)

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前の世代から変わった所|足に触れる3か所

商品ページが挙げる変更点は3つです。

  • 中敷き:Ortholite X-60 を新しく入れた
  • ベロ(シュータン):設計をやり直して、甲への当たりをやわらかくした
  • 甲の布:新しいエアメッシュにして、通気を上げた

3つとも、足が直接さわる場所です。地面に当たる側は動いていません。フォームは17と同じ DNA LOFT v3。ブルックスは17のページで、これを窒素を注入して作るフォームだと説明しています。

Ghost 17Ghost 18差
重さ(メンズ27cm)285g290g+5g
ドロップ10mm10mm0
フォームDNA LOFT v3DNA LOFT v3同じ
定価19,800円19,800円0円
1gあたり(定価)約69.5円約68.3円−1.2円
どちらも日本公式の商品ページの数字。重さの差は 290 − 285 = 5g。1gあたりは 定価 ÷ 重さ(19,800 ÷ 285 = 69.5円、19,800 ÷ 290 = 68.3円)。Ghost 17 のページは、2026年10月13日の時点でセールの値段(15,840円)を表示していました。

重さは5g増えました。中敷きを替えた世代なので、増えた理由はそこだろうと私は読みますが、ブルックスは理由を書いていません。

5gをフルマラソンの歩数に直します。歩幅を1mと置くと42,195歩、片足で約21,100歩。5g × 21,100歩で、片足が持ち上げる重さの合計は約105kg違います。
数字にすると大きく見えますが、1歩あたりは1円玉5枚ぶんです。

底が大きく動いたのは、ひとつ前の17

17のページには、その前の世代からの変更が書いてあります。かかとが1mm、前足部が3mm厚くなった。前だけ2mm多く足したので、ドロップは12mmから10mmに下がりました(3 − 1 = 2、12 − 2 = 10)。

つまり、底を作り直したのが17で、18はその底に手を付けず、上だけ整えた世代です。月に500km走る私の読み方では、毎日の靴でいちばん変えてほしくないのがドロップです。
10mmのまま、という1行は、買い足す側にとって安心の数字です。

兄弟モデルとの違い|Glycerin・MAX 系・GTX

表は横に動かせます →

モデル重さ(27cm)ドロップ公式の値段こういう人はこちら
Ghost 18290g10mm19,800円最初の1足。かかとが高めの靴に慣れている
Ghost 18 GTX320g10mm28,600円雨の日も同じ靴で走りたい
Glycerin 23300g8mm26,400円もう一段やわらかいフォームが欲しい
Ghost MAX 3320g6mm22,000円厚い底と、転がる形(ロッカー)が欲しい
Glycerin MAX 2310g6mm29,700円ブルックスでいちばんクッションの多い靴が目当て
2026年10月13日の日本公式の商品ページの数字で、メンズの片足です。Ghost MAX 3 は定価で、ページはセールの値段(17,600円)を表示していました。

並べると、Ghost 18 は5足の中でいちばん軽く、いちばん安く、ドロップがいちばん大きい靴です。

  • ドロップ10mm前後の靴を履いてきた。同じ感覚のまま替えたい → Ghost 18
  • 雨の通勤ランにも使う → Ghost 18 GTX。通常版より30g重く、8,800円高い(320 − 290、28,600 − 19,800)
  • フォームの違いにお金を出せる → Glycerin 23。フォームは DNA TUNED で、差は10gと6,600円(300 − 290、26,400 − 19,800)
  • 底の厚さで選びたい → Ghost にしないほうがいい。MAX の付く2足は名前どおり厚底の側で、ドロップは6mmです

Ghost と Ghost MAX は、名前が似ているだけで別の靴です。同じ DNA LOFT v3 でも、MAX 3 は30g重く、ドロップは4mm小さい(320 − 290、10 − 6)。
「Ghost の厚い版」と思って買うと、かかとの高さの感覚が変わります。

ブルックス Ghost 18 GTX(防水) の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

ブルックス Ghost 18 GTX(防水)

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ほめる所

まず、底をいじらなかったこと。17で厚さとドロップを直し、18ではそれを1mmも動かさなかった。名前の数字を上げるたびに底を変えるメーカーが多い中で、これは判断です。17が合った人は、同じ底のまま新しい甲の靴を買えます。

次に、派生が最初からそろっていること。発表文には、定番のほかにワイド、スリム、GORE-TEX の3つが並んでいます。細い足向けのスリムを発表文に書く毎日用の靴は、多くありません。
日本公式のワイドは 2E で、重さは通常の幅と同じ290g(27cm)。幅を広げても重さの数字が変わらないのは、選ぶ側にとって分かりやすい。

値段も動いていません。定価は17と同じ。中敷きを新しくして、値上げをしていない世代です。

そして、10mmというドロップ。いまの毎日用の靴は6〜8mmが増えていて、10mmは少数派になりました。当サイトの用途別10足の記事でも、ドロップを読めた9足のうち10mmは、ナイキのボメロ 18 とペガサス 42 だけです。
かかとが高めの靴を履いてきた人に、乗り換え先が残っているのはありがたい。

気をつける所

底の厚さが、数字で公表されていません。分かるのはドロップ10mmと「前作と同じ」の2つだけ。かかと何mm、と数字で比べて決めたい人は、厚さを公表しているメーカーの靴のほうが選びやすいです。

290gは、軽い靴ではありません。同じ値段の HOKA クリフトン 11 は、メーカーの発表で282g(28cm)。サイズの条件が1cm違うのに、Ghost のほうが8g重い(290 − 282)。軽さで決めるなら、Ghost ではありません。

GTX は、防水の膜を甲に貼る作りです。日本公式のページでは、通常版より30g重い320g。雨の日専用に買うなら納得の差ですが、晴れの日も毎日これ1足、という使い方には重い数字です。

Ghost 17 を持っている人には、底の違いがありません。中敷きとベロと甲の布に不満が無ければ、いまの靴の底が減ってからで足ります。

向く人・向かない人

  • 向く人:最初の1足を探している。ジョグと通勤ランが中心
  • 向く人:ドロップ10mm前後の靴からの履き替え
  • 向く人:足幅で困ってきた。ワイド(2E)かスリムを選びたい
  • 向く人:Ghost 16 以前を履いている。17で底が厚くなり、18でそのまま甲が新しくなっています
  • 向かない人:軽さで選びたい。板の入った靴が欲しい
  • 向かない人:底の厚さを数字で比べたい
  • 買わなくていい人:Ghost 17 がまだ新しい人。底は同じです

値段と買い方

モデル公式の値段楽天の値段の幅
Ghost 1819,800円15,840〜19,800円
Ghost 17(前の世代)定価19,800円(公式はセール中)14,960〜19,800円
Ghost 18 GTX28,600円25,740〜61,470円
Glycerin 2326,400円13,612〜50,443円
公式の値段は2026年10月13日の日本公式の表示(税込)。楽天の値段は、調べた日の店の幅で、色・足幅・世代の違う品を含むことがあります。

前の世代が安く残っているなら、Ghost 17 はまともな選択です。底の素材も厚さも同じだと、メーカーが書いているからです。値段の差が、中敷き・ベロ・甲の布の3つに見合うかどうかで決めれば足ります。

18を選ぶ理由がはっきりしているのは、幅を選びたい人です。型落ちは、サイズと幅がそろって残っていないことが多い。自分の幅が17に無ければ、18です。

買うときは、商品名の数字と「WIDE」「GTX」「MAX」の表記を見ます。どれも Ghost の名前で、別の商品として売られています。

ブルックス Ghost 18(ゴースト18) の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

ブルックス Ghost 18(ゴースト18)

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ブルックス Ghost 17(前の世代) の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

ブルックス Ghost 17(前の世代)

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よくある質問

サイズ感は? ワイドはありますか

日本公式の商品ページでは、メンズの標準が D、ワイドが 2E、ウィメンズの標準が B です。発表文には、細身のスリムモデルもあります。メンズは 25.0cm から、ウィメンズは 22.0〜26.0cm。
長さを上げて幅を逃がすより、いつもの長さのまま幅を選べる靴です。

Ghost 17 と 18、どちらを買えばいいですか

底は同じです。18で変わったのは、中敷き(Ortholite X-60)、ベロ、甲のエアメッシュの3つ。重さは18のほうが5g重い(27cm)。
17が安く、自分のサイズが残っているなら17で足ります。ワイドやスリムを選びたいなら18です。

GTX は通常版とどう違いますか

甲に GORE-TEX の防水の膜を貼った版です。発表文では、濡れた路面でのグリップを高めた底、とも書かれています。日本公式の数字では320g(27cm)で、通常版より30g重く、値段は別です。
ドロップは同じ10mm。雨の日用に2足目として持つ靴だと、私は読みます。

この記事に出てきた道具

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出典

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