アディゼロ EVO SL レビュー224gでかかと38.5mm、棒なしの練習用

公開 2026年10月13日更新 2026年10月13日シューズ・道具公式の出典 3本広告を含みます

背景の写真:Felix yu(Unsplash)

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アディゼロ EVO SL は、27.0cmで224g、底はかかと38.5mm・前足部32mm、ドロップ6.5mm。棒も板も入っていない、アディゼロの練習用です。発売は2024年で、2026年10月のいまも現行の1足。レースに向けた毎日の練習を、軽い1足でこなしたい人の靴です。

シューズオタクの本命

EVO SL は、アディオス プロ 4 から棒を抜いた靴として読むと分かりやすい。同じ日に発表され、フォームの名前は同じ。かかとは0.5mm、前足部は1mmしか違わない。
レースの日と同じ高さの底で毎日走れるから、私はアディダスの2足目にこれを選ぶ。

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この記事の要点

  • アディオス プロ 4 との差は、重さ +24g、かかと −0.5mm、前足部 −1mm、ドロップ +0.5mm
  • ボストン 13 より31g軽く、かかとは2.5mm厚い。棒が要らない人は EVO SL
  • 派生は4つ。EXO は +6g、ジップは +25g、ATR は +42.5gで底も違う。ウーブンは同じ224g

公式の数字

練習用の靴は、レース用より重くて底が薄い。そう思って数字を見ると、EVO SL は少し変です。かかとの厚さが、レース用と0.5mmしか違いません。

項目公式の数字
発売日2024年10月15日(先行)。一般は2024年12月から
値段19,800円(税込)
重さ224g(27.0cm・片足)
底の厚さかかと38.5mm/前足部32mm
ドロップ6.5mm
板・棒記載なし(フォームだけの底)
足幅・サイズの範囲未確認
アディダス ジャパンの2024年9月25日の発表の数字です。値段・重さ・厚さは、当サイトの記事で読んだ2026年10月13日の日本公式の表示と同じでした。足幅とサイズの範囲は、発表に書かれていません。

底は、つま先からかかとまで LIGHTSTRIKE PRO というフォーム1種類。アッパーは、支えが要る所だけを厚くした、通気のよいメッシュです。

アディダスの位置づけは「軽量の高速トレーニングモデル」。レースに向けた練習の靴で、アディゼロの中でいちばん軽い練習用だ、と発表は書いています。形は、レース用のアディオス プロ Evo 1 から受けついだ、という説明です。

アディダス アディゼロ EVO SL の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

アディダス アディゼロ EVO SL

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前の世代から変わった所

EVO SL は、2024年に出た初代です。前の世代がありません。かわりに、発売から2年のあいだに増えた派生との差を見ます。底のフォームは共通で、変わったのは主にアッパーです。

モデル重さ(27cm)EVO SL との差かかと/前足部
EVO SL224g—38.5/32mm
EVO SL ウーブン224g0g38.5/32mm
EVO SL EXO230g+6g38.5/32mm
EVO SL ジップ249g+25g38.5/32mm
EVO SL ATR266.5g+42.5g40/34mm
当サイトのアディダス2026年の新作の記事で読んだ、日本公式の数字です。差は、それぞれの重さから224gを引いたものです(230 − 224、249 − 224、266.5 − 224)。

EXO は、2026年2月に出た派生です。アディダス ジャパンの発表によると、かかとから足の中ほどを外側の骨組みで支える仕組みと、じょうぶな織りの外皮を足しています。
値段は EVO SL と同じ。重さの6gは、その支えのぶんです。

ATR だけ、底が別物です。かかとが1.5mm、前足部が2mm厚く(40 − 38.5、34 − 32)、1.5mmの突起と、水をはじくアッパーが付きます。
42.5gは、割合にすると約19%(42.5 ÷ 224)。舗装されていない道も走る人の靴で、軽さで選ぶ EVO SL とは別の物です。

兄弟モデルとの違い

アディゼロの中で迷う相手は、レース用のアディオス プロ 4 と、棒の入った練習用のボストン 13。アディゼロの外では、2026年に出た厚いハイパーブースト エッジです。

表は横に動かせます →

モデル重さ(27cm)かかと/前足部ドロップ棒
EVO SL224g38.5/32mm6.5mmなし
アディオス プロ 4200g39/33mm6mmカーボンの棒5本
ボストン 13255g36/30mm6mmグラスファイバーの棒
ハイパーブースト エッジ255g45/39mm6mmなし
EVO SL とアディオス プロ 4 は2024年9月25日、ハイパーブースト エッジは2026年3月6日のアディダス ジャパンの発表の数字。ボストン 13 は、当サイトの記事で読んだ日本公式の数字です。

アディオス プロ 4 とは、同じ日に発表された兄弟です。重さは24g重く(224 − 200)、かかとは0.5mm、前足部は1mm薄い。ドロップの差は0.5mm。棒があるかないか、を除けば、底の形はほぼ重なります。

ボストン 13 とは、31g軽く(255 − 224)、かかとが2.5mm厚い(38.5 − 36)。軽くて厚いのは EVO SL のほうです。
ボストン 13 を選ぶ理由は、棒と、アディダスがレース当日の用途も書いていること。その2つです。

  • 毎日の練習を軽い1足でこなす人、速い日も同じ靴で走る人 → EVO SL
  • レースの日の靴がほしい人 → アディオス プロ 4
  • 棒の入った靴を、練習とレースの両方に使う人 → ボストン 13
  • 軽さより厚さがほしい人 → ハイパーブースト エッジ(31g重く、かかとは6.5mm厚い)

アディダス アディゼロ アディオス プロ 4 の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

アディダス アディゼロ アディオス プロ 4

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ほめる所

レース用と同じ名前のフォームを、つま先からかかとまで1種類で通していること。ボストン 13 は、2種類のフォームを重ねています。EVO SL は、上から下まで LIGHTSTRIKE PRO だけです。

そのうえで、軽い。224gは、ボストン 13 より31g軽く、ハイパーブースト エッジより31g軽い。厚さ1mmあたりの重さにすると約5.8gで(224 ÷ 38.5)、ボストン 13 の約7.1g(255 ÷ 36)より2割近く小さくなります。

値段も、ほめていい所です。公式の値段は、アディオス プロ 4 の約7割(19,800 ÷ 28,600 = 69%)。フォームの名前と底の高さがほぼ同じ靴が、3割安く手に入ります。

レースの日にアディオス プロ 4 を履く人にとっては、ドロップが0.5mmしか違わない練習用、という意味もあります。練習とレースで、底の傾きがそろいます。

気をつける所

名前の似た派生が多いことです。ウーブン、EXO、ジップ、ATR。楽天では、これらが同じ検索結果に並びます。重さは最大で42.5g違うので、商品名の最後の語を見てから選びます。

ドロップは6.5mm。8mmや10mmの靴から履き替える人には、1.5〜3.5mm小さい数字です。

棒も板もないので、レース用のような硬さを足す部品はありません。発表も、用途をレースに向けた練習と書いています。足幅とサイズの範囲は、発表からは読めません。

向く人・向かない人

向く人:2足目を探している人。ゆっくりの日と速い日を1足で通したい人。レース用にアディオス プロ 4 を使う人、これから使うつもりの人です。

向かない人:厚さをいちばんに考える人。かかと45mmのハイパーブースト エッジがあります。舗装されていない道も走る人は、突起のある ATR です。

買わなくていい人:ボストン 13 を持っていて、棒のある靴が気に入っている人。31gの軽さのために、棒を手放す理由がありません。

ペースごとのレース用と練習用の組み合わせは、ペース別のシューズの記事に書きました。

値段と買い方

モデル公式の値段1gあたり楽天の値段の幅
EVO SL19,800円約88円15,840〜19,800円
EVO SL ATR未確認—16,720〜25,300円
ボストン 1318,700円約73円11,999〜18,700円
アディオス プロ 428,600円143円28,600〜61,808円
公式の値段は税込。EVO SL とアディオス プロ 4 は2024年9月25日の発表、ボストン 13 は当サイトの記事で読んだ2026年10月13日の日本公式の表示です。1gあたりは、値段 ÷ 重さ(19,800 ÷ 224、18,700 ÷ 255、28,600 ÷ 200)。EVO SL とボストン 13 の差は1,100円です(19,800 − 18,700)。

EVO SL とボストン 13 は、公式の値段がほとんど同じです。値段では決まりません。棒が要るかどうかで決める2足です。

発売から2年たち、色がたくさん出ています。楽天では、色とサイズで値段の幅が広い。何も付かない EVO SL か、派生かを、商品名で確かめてから選びます。

アディダス アディゼロ EVO SL の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

アディダス アディゼロ EVO SL

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棒の入った練習用と、土の道にも出られる派生はこちらです。

アディダス アディゼロ ボストン 13 の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

アディダス アディゼロ ボストン 13

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アディダス アディゼロ EVO SL ATR の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

アディダス アディゼロ EVO SL ATR

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よくある質問

EVO SL のサイズ感は、アディオス プロ 4 と同じですか

アディダス ジャパンの発表にあるサイズの情報は、どちらも重さの条件の27.0cmだけです。足幅の展開は書かれていません。アッパーは、EVO SL が通気のよいメッシュ、プロ 4 が片方向だけ伸びるメッシュと内側の帯で、作りが違います。同じ数字で決めず、商品ページのサイズ表を見て選びます。

EVO SL でフルマラソンのレースに出てもいいですか

かかとは38.5mmで、世界陸連のロードの上限40mmより1.5mm薄い数字です。アディダスの発表は、用途をレースに向けた練習と書いています。
レースの日の靴としてアディダスが説明しているのは、アディオス プロ 4 と、練習と両方に使うボストン 13 です。

ウーブンと EXO は、何が違いますか

当サイトの記事で読んだ日本公式の数字では、ウーブンは EVO SL と同じ224g、EXO は230gで、底の厚さは3つとも同じです。EXO は、かかとから足の中ほどを外側の骨組みで支える仕組みが足されています。
アディダス全体の並びは、アディダス2026年の新作の記事にあります。

この記事に出てきた道具

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出典

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