ナイキ ペガサス プラス 2 レビュー27cm約249g・22,000円、初代との差を計算

公開 2026年10月13日更新 2026年10月13日シューズ・道具公式の出典 9本広告を含みます

背景の写真:Felix yu(Unsplash)

ホーム › シューズ・道具 › ナイキ ペガサス プラス 2 レビュー

ペガサス プラス 2 は、毎日用のペガサス 42 と同じ靴型に、レース用と同じ名前のフォーム ZoomX を入れた、速めの日の靴です。2026年8月下旬発売、日本公式の値段は22,000円、27cmで約249g、ドロップ10mm。42が足に合っていて、もう1足を軽くしたい人に向いています。

シューズオタクの本命

プラス 2 は、軽くした2代目ではなく、空気の部品を足して値段を下げた2代目だ。日本公式の同じサイズ(ウィメンズ25cm)で比べると、初代より10g重く、定価は2,200円安い。
重さを少し戻してでも前足部に Air Zoom を入れたのだから、この靴で選ぶべきは軽さの数字より、その部品だと私は読んでいる。

この本命の理由を飛ばして、道具を先に見る ↓

この記事の要点

  • 発表の数字は、初代よりエネルギーリターン18%以上増。前足部の Air Zoom は、サイズごとに空気の圧と作りを変えている
  • ペガサス 42 より27cmで38g軽く、4,400円高い。靴型は同じ MR10 2.0
  • 足幅はレギュラーだけ。ワイドと防水は42の側にしかない

公式の数字:板なしで、ZoomX と Air Zoom

新しい世代は前より軽い。ランニングシューズでは、ほぼ決まり文句です。ペガサス プラス 2 は、その決まり文句が当てはまらない靴でした。先に、日本公式の商品ページと本社の発表で読めた数字を並べます。

項目公式の数字
発売日2026年8月下旬(本社の発表は8月20日)
値段22,000円
重さ(メンズ)約249g(27cm)
重さ(ウィメンズ)約215g(25cm)・約202g(24cm)
底の厚さ未確認
ドロップ10mm
足幅レギュラーだけ
板なし(底は ZoomX と前足部の Air Zoom)
サイズメンズ24〜30cm、ウィメンズ22〜26.5cm
色の数メンズ6色・ウィメンズ4色
2026年10月13日のナイキ日本公式の表示(税込・重さは片足)。ドロップは公式の表記で「オフセット」。底の厚さは商品ページにも発表にも数字がありません。メンズのページには、大きいサイズの数字として約265gも載っていますが、ページの中でサイズの表記がそろっていないので表から外しました。

板は入っていません。本社の発表は、カーボンの板なしで、板入りのレース用に近い感覚をねらった靴と説明しています。そのための部品が、前足部の Air Zoom です。

楽天で「ナイキ ペガサス プラス 2」を探す

前の世代から変わった所:10g重く、2,200円安い

調べた日、日本公式には初代ペガサス プラスのウィメンズのページが、値引きの表示で残っていました。同じウィメンズ25cmの重さが両方に載っているので、世代の差を計算できます。

初代 プラスプラス 2差
重さ(ウィメンズ25cm)約205g約215g+10g
重さ(24cm)約194g約202g+8g
定価24,200円22,000円−2,200円
底全面 ZoomXZoomX+前足部に Air Zoom部品が1つ増えた
甲の布伸びる Flyknitメッシュ—
ドロップ10mm10mm0mm
ナイキ日本公式の商品ページから(2026年10月13日・税込)。初代はウィメンズのページだけが残っていたので、ウィメンズどうしで比べています。初代のページには Air Zoom の記載がありません。

25cmで10g増えて、割合で約4.9%(10 ÷ 205)。定価は2,200円下がって、約9.1%安くなりました(2,200 ÷ 24,200)。重くなって、安くなった。新しい世代としては珍しい向きです。

増えた10gの中身を、公式は重さの内訳としては書いていません。ただ、初代に無くて2にあるのは、前足部の Air Zoom です。甲の布も、編みの Flyknit からメッシュに替わっています。

この Air Zoom の仕組みが、発表の中でいちばんおもしろい所です。部品の中には細い繊維が張ってあり、発表はこれを、あらかじめ力をためておいたばねのように働いて、踏んだ力をより多く返すと説明しています。空気の袋というより、ばねの入った部品です。

しかも、空気の圧と作りを、サイズごとに変えています。どのサイズの人にも同じ感覚を届けるため、というのが発表の説明です。発表は、初代よりエネルギーリターン(踏んだ力の戻り)が18%以上高いと書き、30人を超えるナイキの選手が試したとも書いています。

兄弟モデルとの違い:42の上、プレミアムの下

ペガサスと名の付くロード用は3つあります。プラス 2 は、値段ではまんなか、重さではいちばん軽い位置です。

ペガサス 42プラス 2プレミアム
重さ(27cm)約287g約249g約313g
底の材料ReactX+Air ZoomZoomX+Air ZoomZoomX+Air Zoom+ReactX
公式の値段17,600円22,000円29,700円
1gあたり約61円約88円約95円
ワイド・防水ありなしなし
こういう人はこちら1足ですませる人速めの日の2足目重さより仕掛けの人
2026年10月13日のナイキ日本公式の表示(メンズ・税込)。1gあたりは、公式の値段 ÷ 27cmの重さです(例:22,000 ÷ 249 = 88.4円)。プレミアムは色によって値引きの表示がありました。

42との差は、27cmで38g(287 − 249)、値段で4,400円(22,000 − 17,600)。1g軽くするのに約116円という計算です(4,400 ÷ 38)。
ウィメンズ25cmで比べても、28g軽くなります(243 − 215)。

大事なのは、靴型が同じことです。発表は、42で初めて使った MR10 2.0 を細かく調整してプラス 2 に入れたと書いています。つま先と前足部を広げた型です。
ドロップも同じ10mmなので、42からの乗り換えで変わるのは、底の材料と重さだけになります。

42の側の数字と、41からの変化はペガサス 42 のレビューに書きました。

プレミアムは、プラス 2 より64g重い(313 − 249)。3つの材料を全部重ねた靴で、軽さを求めて選ぶ物ではありません。軽い順に並べると、プラス 2、42、プレミアムです。

ナイキ ペガサス 42 の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

ナイキ ペガサス 42

楽天市場で見る

ほめる所

値段を下げたことを、まずほめます。初代の定価は24,200円でした。部品を1つ足した2代目が22,000円。上のモデルが世代を重ねて安くなるのは、めったに見ない数字です。

2つ目は、42と靴型をそろえたこと。毎日用で足に合った型のまま、フォームだけを ZoomX に替えられます。別のシリーズへ移るときの、サイズの読み直しが要りません。

3つ目は、Air Zoom をサイズごとに作り分けたことです。同じ部品を全部のサイズに入れるほうが、作るのは楽です。24cmの人にも30cmの人にも同じ感覚を届ける、という発表の説明は、手間のかかる側を選んだことを示しています。

気をつける所

軽さだけなら、初代のほうが上です。ウィメンズ25cmで約205g。軽さが目的で、Air Zoom に興味が無い人には、値引きで残っている初代のほうが数字に合います。

足幅はレギュラーだけです。ワイドの版も、防水の GORE-TEX 版も、調べた日の日本公式にはありませんでした。この2つが要る人は、42の側に残ります。

ウィメンズのサイズは26.5cmまでで、42のウィメンズ(27.5cmまで)より上が1cm短い。底の厚さは、42と同じく公式に数字がありません。メンズは、色によって完売の表示が出ていました。

向く人・向かない人

  • 向く人:ペガサス 42 が足に合っていて、速めに走る日の靴を足したい人。靴型もドロップも同じです
  • 向く人:板の入っていない靴で、ZoomX を使いたい人。ナイキの発表が挙げる使い方は、毎日の距離、長く走る日、ペースを上げる日です
  • 向かない人:1足で全部すませたい人。22,000円を1足目に払うより、42のほうが版もそろっています
  • 向かない人:足幅の広い人、雨の日用が要る人
  • 向かない人:とにかく軽い靴が欲しい人。初代か、板入りのレース用の側です

値段と買い方

買う物公式の値段楽天の値段の幅
ペガサス プラス 222,000円—
ペガサス プラス(初代)20,499円(ウィメンズ・定価24,200円)18,260〜59,600円
ペガサス 4217,600円17,600〜64,100円
公式の値段は2026年10月13日のナイキ日本公式の表示(税込)。初代は、調べた日に残っていたウィメンズの1色の値引き後の値段です。

初代の値引き後と、プラス 2 の定価の差は1,501円です(22,000 − 20,499)。これだけの差なら、私は新しい靴型と Air Zoom が付くプラス 2 を選びます。
初代を選ぶ理由は、値段ではなく10gの軽さのほうにあります。

楽天で探すときは、商品名の「2」を見ます。初代とプラス 2 は名前が1文字しか違わず、初代のほうが多く並んでいます。型番で言うと、プラス 2 はメンズが IM2541、ウィメンズが IM2543 で始まります。

楽天で「ナイキ ペガサス プラス 2」を探す

ナイキ ペガサス プラス(初代) の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

ナイキ ペガサス プラス(初代)

楽天市場で見る

よくある質問

サイズ感は、ペガサス 42 と同じでいいですか

公式の説明では、靴型は42と同じ MR10 2.0 で、つま先と前足部を広げた型です。サイズの展開は、メンズが24〜30cmの0.5cm刻みで42と同じ。
ウィメンズは22〜26.5cmです。足幅を選ぶ欄はありません。公式のサイズ表は、足の長さを測って2つのサイズの間なら大きいほうを選ぶ、と案内しています。

初代のペガサス プラスと、どちらを買いますか

前足部の Air Zoom と広い靴型を取るならプラス 2、10gの軽さと Flyknit の甲を取るなら初代です。調べた日の日本公式に残っていた初代は、ウィメンズの1色だけでした。メンズの初代は、店の在庫で探すことになります。

レースにも使えますか

公式が書く用途は、ロードランニングです。レース用の靴の商品ページにある「レースの距離」の欄は、プラス 2 のページにはありません。ナイキのレース用の並びはナイキのランニングシューズ10足の選び方に、今年の新作の全体はナイキ2026年の新作6足の記事にまとめてあります。

この記事に出てきた道具

広告・画像:楽天市場

出典

あわせて読む