ディヴィエイト ニトロ エリート 4 レビュープーマの約170g。値段は前作のまま24g軽い

公開 2026年10月13日更新 2026年10月13日シューズ・道具公式の出典 13本広告を含みます

背景の写真:Felix yu(Unsplash)

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プーマ ディヴィエイト ニトロ エリート 4 は、カーボンの板が入ったレースの日のための靴です。2026年2月12日発売、メンズ27cmで約170g、底は40/32mm、公式の値段は29,700円。耐久距離の目安は400kmで、1kmあたりに直すと約74円になります。

シューズオタクの本命

フルマラソン1回あたり約3,130円。この数字に納得できる人の靴。目安の400kmは、フル約9.5回ぶん。前作と同じ値段のまま24g軽くなったので、買い替える理由は軽さの1つで足りる。

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この記事の要点

  • 前作エリート 3 は約194g。差は24gで、公式の「約12%」と計算が合う
  • PUMA x HYROX 版は約194g・500km。重さは前作と同じ数字
  • FAST-R ニトロ エリート 3 と重さ・厚さは同じで、目安の距離は約2.7倍

194gから170gへ。値段は1円も動いていない

前作のディヴィエイト ニトロ エリート 3 は、発売のとき「プーマ史上最軽量のレース用シューズ」と紹介されていました。27.0cmで194gです。

その次の世代が、約170g。24g軽くなって、発売時の値段は前作と同じでした。レース用の靴は世代が進むたびに値段が上がる、と思っていると、この1足は当てはまりません。

この記事は、エリート 4 の1足だけを、プーマの公式ページとプレスリリースの数字で掘り下げます。

公式の数字

項目ディヴィエイト ニトロ エリート 4
発売日2026年2月12日(プーマ ジャパンの発表)
公式の値段29,700円(税込)
重さ約170g(メンズ27cm)/約140g(ウィメンズ24cm)
底の厚さかかと40mm/前足32mm
ドロップ8mm
足幅2E相当(メンズ・ウィメンズのページとも同じ表記)
板あり(カーボンファイバー製の PWRPLATE)
底の発泡材NITROFOAM ELITE(端から端まで)
アッパーULTRAWEAVE
底のゴムPUMAGRIP(全面)
耐久距離の目安400km
サイズの展開未確認
値段は2026年10月13日の日本公式ページの表示です。重さ・厚さ・足幅・目安の距離も同じ日に日本公式で読みました。本社の発表では、2月12日は数量をしぼった先行の発売日で、世界での一般発売は2月26日です。

公式ページは、この靴を「1秒を争うレース本番」のために作り直した、と書いています。プレスリリースの見出しは「レース用モデル」。本社の発表は、対象を「ピッチの高いランナー」としています。

色は、調べた日のメンズのページに7色。値段は7色とも同じ表示でした。

PUMA ディヴィエイト ニトロ エリート 4 の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

PUMA ディヴィエイト ニトロ エリート 4

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前の世代から変わった所

前作はディヴィエイト ニトロ エリート 3。2024年7月19日の発売で、日本公式サイトに商品ページが残っています。

エリート 3エリート 4差
重さ(27cm)約194g約170g−24g
ドロップ8mm8mm0mm
底の厚さ未確認40/32mm—
目安の距離400km400km0km
発売時の値段29,700円29,700円0円
1gあたりの値段約153円約175円+約22円
エリート 3 の重さ・ドロップ・目安の距離は日本公式の商品ページ、発売時の値段は2024年6月28日のプレスリリースから。エリート 3 の底の厚さは、どちらにも数字がありません。1gあたりは、発売時の値段 ÷ 重さ(29,700 ÷ 194、29,700 ÷ 170)。

重さ:24g軽くなりました(194 − 170)。割合にすると12.4%(24 ÷ 194)。公式ページの「前モデルから約12%の軽量化」と、計算が合います。

変えなかった所:ドロップ8mm、目安400km、値段。プレスリリースも、足を入れたときの感覚はエリート 3 を土台にした、と書いています。軽さと、底の中身だけを変えた世代です。

板:カーボンファイバー製の PWRPLATE を、前より硬くしました。形も作り直し、足の外側から内側へ動くときにかかる力を均等に散らすリブ(補強のうね)を付けた、とプレスリリースは説明しています。
ねらいは、足の中ほどへの負担を軽くすることと、力を前へ伝える効率を上げることだそうです。

発泡材:改良した NITROFOAM ELITE を、板を上下から挟む形で、かかとからつま先まで入れています。公式は、エネルギーの戻りを最大93%としています。

24gの差を、フルマラソンに直してみます。歩幅を1.2mと仮に置くと、42.195kmは約35,163歩(42,195 ÷ 1.2)。24g × 35,163歩で、約844kg。
前作と比べて、足で持ち上げる重さの合計がこれだけ減る計算です。

兄弟モデルとの違い

表は横に動かせます →

モデル重さ目安公式の値段1kmあたり
エリート 4(通常版)約170g400km29,700円約74円
PUMA x HYROX エリート 4約194g500km30,800円約62円
FAST-R ニトロ エリート 3約170g約150km38,500円約257円
ディヴィエイト ニトロ 4約250g800km22,000円約28円
どれも日本公式のメンズのページで、2026年10月13日に読んだ数字です。重さは27cm。上の3足は、底の厚さ40/32mm・ドロップ8mm・カーボンの板が共通です。1kmあたりは、公式の値段 ÷ 目安の距離(例:29,700 ÷ 400 = 74.25円)。

PUMA x HYROX 版:24g重く、100km長い

プレスリリースは HYROX 版を、ハイロックスのために初めて設計した靴、と紹介しています。底のゴムの突起を、競技の床と動きに合わせた形にした、という説明です。底の厚さ・ドロップ・板・発泡材は、通常版と同じ表記でした。

違いは3つあります。重さが約194gで24g重い。目安が500kmで100km長い。足幅の表記が「2E相当」ではなく「レギュラー」。約194gという重さは、前作エリート 3 と同じ数字です。

値段の差は1,100円で、それで100km伸びます。足された100kmだけを見ると、1kmあたり11円です(1,100 ÷ 100)。通常版の1kmは約74円なので、距離の買い方としては HYROX 版のほうが得になっています。

マラソンで1gでも軽くしたい人は通常版。ハイロックスのレースと、その練習に使う人は HYROX 版。ロードのレースにしか出ない人が、長もちを理由に HYROX 版を選ぶと、24gを毎歩持ち上げることになります。

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FAST-R ニトロ エリート 3:同じ重さ、同じ厚さ

公式ページが「プーマの究極のレーシングフットウェア」と呼ぶ靴です。公式ページの数字は、重さ約170g、底40/32mm、ドロップ8mmで、エリート 4 と1つも変わりません。

違うのは、発泡材の戻りの表記(最高95%と最大93%)、目安の距離(約150kmと400km)、そして値段です。目安の距離は、エリート 4 が約2.7倍あります(400 ÷ 150)。
1kmあたりは FAST-R が約3.5倍です(256.7 ÷ 74.25)。

年に1回の勝負レースだけに履く人は FAST-R。レースを年に何本か走り、直前の練習でも足を慣らしたい人はエリート 4 です。

ディヴィエイト ニトロ 4:80g重く、目安は2倍

練習用の兄弟です。80g重く(250 − 170)、底が2mm薄く、目安は2倍の800km。板も作りが逆で、エリート 4 が硬くしたのに対し、ニトロ 4 はしなやかにしています。
数字はディヴィエイト ニトロ 4 のレビューにまとめました。

もう1つ、SAYSKY と組んだ色ちがいが日本公式に載っています。こちらは、重さが「170g(28cm)」、目安の距離が「800km」と、通常版と違う表記でした。

ほめる所

40mmの底とカーボンの板を入れて、約170g。厚底カーボン10足を並べた記事では、重さが分かる8足の中で2番目に軽い靴でした。その記事で読んだ世界陸連の規則では、ロードの靴の底の上限は40mm。上限ちょうどまで底を積んで、この重さです。

値段を上げずに軽くした。前作と同じ値段で24g。1g軽くするのに、買う側は1円も足していません。兄のディヴィエイト ニトロ 4 との比べ方だと、80g軽くするのに差額は7,700円で、1gあたり約96円です(7,700 ÷ 80)。

FAST-R と同じ重さで、目安は約2.7倍。いちばん上の靴と、重さも厚さもドロップも並んでいます。そのうえで400km。レース用の中では、距離を使える側の靴です。

幅が2E相当で、ゴムが全面。レース用の軽い靴で、足幅を「2E相当」と数字で書き、底のゴムを全面に張っています。公式は、レースの日だけでなく練習でも、いろいろな路面でグリップすると説明しています。

気をつける所

目安は400km。プーマの2026年の新作4足の中で、これだけ半分です。週に30km走る人が毎日これを履くと、約13週で届きます(400 ÷ 30)。

1kmあたり約74円。ディヴィエイト ニトロ 4 の約2.7倍です(74.25 ÷ 27.5)。練習で距離を踏むための値段ではありません。

対象が書かれている。本社の発表は、ピッチの高いランナーに向けた靴、と書いています。歩幅で進む走り方の人に向けた説明は、読んだ公式の文の中にありませんでした。

HYROX 版と取り違えやすい。店では、通常版と HYROX 版が同じ「エリート 4」の名前で並びます。重さは24g違い、足幅の表記も違います。商品名に HYROX が入っているかどうかを見てから買う靴です。

向く人・向かない人

  • 向く人:レースの日と、その前の数回だけ履くと決められる人。レース用でも足幅の表記を確かめて買いたい人。エリート 3 の感覚のまま、軽くしたい人。
  • 向かない人:毎日の靴を1足で済ませたい人(ディヴィエイト ニトロ 4)。ハイロックスが主な用途の人(HYROX 版)。
  • 買わなくていい人:エリート 3 がまだ400kmに届いていない人。ドロップも目安の距離も同じで、変わるのは24gです。

ペース別にほかのメーカーの靴と並べたい人は、目標タイム別のシューズの記事でサブ3のレース用に選んでいます。

値段と買い方

モデル公式の値段フル1回あたり楽天の値段
エリート 4(通常版)29,700円約3,130円22,999〜30,800円
PUMA x HYROX エリート 430,800円約2,600円—
前作 エリート 320,790円(全色在庫なし)約2,190円—
公式の値段は2026年10月13日の日本公式ページの表示(税込)。フル1回あたりは、1kmあたりの値段 × 42.195km(例:74.25 × 42.195 = 3,133円、61.6 × 42.195 = 2,599円、20,790 ÷ 400 × 42.195 = 2,193円)。楽天の値段は調べた日の幅です。

目安の400kmは、フルマラソン約9.5回ぶんです(400 ÷ 42.195 = 9.48)。レースの前に20kmを2回履いて慣らすとすると、1レースで約82.2km(42.195 + 40)。
この使い方なら、5レース弱で目安に届きます(400 ÷ 82.2 = 4.9)。

前作のエリート 3 は、公式サイトでは値下げの表示のまま、全色が在庫なしでした。24gの差より値段を取る人は、店に残っている分が選択肢です。
重さは HYROX 版のエリート 4 と同じ約194gなので、軽さの順は、通常版のエリート 4 が1つ抜けています。

PUMA ディヴィエイト ニトロ エリート 4 の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

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よくある質問

サイズ感は、どう選べばよいですか

公式ページの足幅は「2E相当」で、メンズ・ウィメンズのどちらのページにも同じ表記があります。つま先は「丸みを帯びた」形。HYROX 版と SAYSKY 版の表記は「レギュラー」です。
公式オンラインストアは、届いてから14日以内のサイズ交換を受け付けています。

練習でも履いてよい靴ですか

公式は、底のゴムについて「レース当日はもちろん、トレーニング時まで」と書いています。ただ、目安は400km。練習の主力は800kmのディヴィエイト ニトロ 4 に任せると、1kmあたりが約74円から約28円に下がります。

発売日は、世界と日本で同じですか

プーマ ジャパンの発表は2026年2月12日。本社の発表では、2月12日は数量をしぼった発売で、世界での一般発売は2月26日とされています。

この記事に出てきた道具

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出典

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