サッカニー トライアンフ 24 レビューかかと43mmで250g、前作より6mm厚く13g軽い

公開 2026年10月13日更新 2026年10月13日シューズ・道具公式の出典 7本広告を含みます

背景の写真:Felix yu(Unsplash)

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トライアンフ 24 は、サッカニーのいちばん上のクッション靴です。本国の発表は2026年6月1日。日本公式の値段は25,300円、重さ250g、底は43/33mm、ドロップ10mm。板は入りません。厚い底が欲しいけれど、重い靴は嫌だという人の1足です。

シューズオタクの本命

トライアンフ 24 は、厚くしたのに軽くなった珍しい世代。前作から底を6mm足して、重さは13g減り、定価は1,100円下がった。フォームを丸ごと新しい incrediLUX に替えたからできた数字だ。
厚底は重い、という前提を1世代でひっくり返している。ゆっくり長く走る日の靴に250gという数字が付くなら、私は迷わずこれを選ぶ。

この本命の理由を飛ばして、道具を先に見る ↓

この記事の要点

  • 底は43/33mm。前作の37/27mmから、かかとも前も6mmずつ厚くなった
  • 厚さ1mmあたりの重さは、前作の約7.1gから約5.8gへ。約18%減った計算
  • 同じサッカニーの毎日用ライド 19 は255g。7mm厚いトライアンフのほうが5g軽い

公式の数字|250g・43/33mm・ドロップ10mm・25,300円

底を厚くすれば、靴は重くなる。ふつうはそうです。トライアンフ 24 の商品ページを前作と並べると、その「ふつう」が当てはまりません。

日本公式の商品ページと、サッカニー本社が2026年6月1日に出した発表文の数字を並べます。

項目トライアンフ 24
発売本国の発表は2026年6月1日。日本の発売日は未確認
値段(税込)25,300円
重さ(メンズ)250g(サイズの記載なし)
重さ(ウィメンズ)216g(サイズの記載なし)
底の厚さかかと43mm/前33mm
ドロップ10mm
足幅記載なし
サイズメンズ 25〜32cm/ウィメンズ 22〜26cm
板記載なし
フォームincrediLUX(超臨界 A-TPU)
底のゴムXT-900(カーボンラバー)
色メンズ4色・ウィメンズ4色
値段・重さ・厚さ・サイズ・色は、2026年10月13日の日本公式の商品ページの表示です(重さは片足)。発表の日付は本国の発表文。日本向けの発表文は見つからず、日本の発売日は未確認です。日本公式ストアには通常版と GTX が載っています。

サッカニーはこの靴を「プレミアムニュートラルトレーナー」と呼びます。用途の欄は「Daily movement」。毎日のジョグから長い距離の練習まで、という位置づけです。支えの種類はニュートラル、クッションは「ソフト」。

サッカニー トライアンフ 24 の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

サッカニー トライアンフ 24

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前の世代から変わった所|フォームを丸ごと替えた

いちばん大きい変更は、フォームです。前作のトライアンフ 23 は PWRRUN PB。24 は incrediLUX という新しいフォームになりました。

incrediLUX は、商品ページの説明では「超臨界 A-TPU フォーム」。超臨界というのは、ガスを高い圧力で素材にしみ込ませてから泡にする作り方のことで、細かい泡をたくさん作れるので、同じ体積でも軽くできます。
本国の発表文は、前作よりクッションが11%多く、重さは約0.4オンス軽い、と書いています。

トライアンフ 23トライアンフ 24差
フォームPWRRUN PBincrediLUX別の素材
かかとの厚さ37mm43mm+6mm
前の厚さ27mm33mm+6mm
ドロップ10mm10mm0
重さ(メンズ)263g250g−13g
定価26,400円25,300円−1,100円
厚さ1mmあたりの重さ約7.1g約5.8g約−18%
厚さ1mmあたりの値段約714円約588円約−18%
どちらも日本公式の商品ページのメンズの数字(重さのサイズ条件は記載なし)。厚さ1mmあたりは、かかとの厚さで割った数字です(263 ÷ 37 = 7.11g、250 ÷ 43 = 5.81g、5.81 ÷ 7.11 = 0.82。26,400 ÷ 37 = 713.5円、25,300 ÷ 43 = 588.4円)。

かかとも前も、ちょうど6mmずつ厚くなりました(43 − 37、33 − 27)。同じだけ足したので、ドロップは10mmのままです。

それでいて、重さは13g減っています(263 − 250)。本国の発表文の「約0.4オンス」はグラムにすると約11g(0.4 × 28.35)。
日本公式のページどうしの差は13gで、2gずれます。量ったサイズの違いだろうと私は読みますが、どちらのページもサイズを書いていません。

「厚さ1mmあたりの重さ」で見ると、差がはっきりする

靴の重さをかかとの厚さで割ると、前作は1mmあたり約7.1g、24 は約5.8g。同じ1mmの厚さを、約18%軽く作れています。

月に500km走る私は、ゆっくりの日の靴を「厚さあたりの重さ」で比べます。厚い靴は脚にやさしい顔をしていますが、重ければ距離の後半で足を上げるのが億劫になる。5g台まで来た毎日用の靴は、スペック表の中でも多くありません。

兄弟モデルとの違い|ライド・ハリケーン・GTX

表は横に動かせます →

モデル重さ底(かかと/前)公式の値段こういう人はこちら
トライアンフ 24250g43/33mm25,300円厚い底を、軽い重さで
ライド 19255g36/28mm20,900円厚すぎない底。値段を抑えたい
ハリケーン 26262g41/35mm25,300円幅の広い土台と、高い横の壁が欲しい
トライアンフ 24 GTX277g43/33mm31,900円雨の日も同じ底で走りたい
2026年10月13日の日本公式の商品ページのメンズの数字。重さは片足で、どのページもサイズの条件を書いていません。

おもしろいのは、ライド 19 との関係です。ライドのほうが底は7mm薄いのに(43 − 36)、重さは5g重い(255 − 250)。ライドのフォームは、前作トライアンフと同じ PWRRUN PB です。フォームを替えた効果が、兄弟の間でも数字に出ています。

  • ゆっくり長く走る日の靴が欲しい → トライアンフ 24
  • 底が厚すぎる靴は苦手。ドロップも8mmがいい → ライド 19。値段の差は4,400円です(25,300 − 20,900)
  • 幅の広い土台に乗る靴のほうが落ち着く → ハリケーン 26。同じ incrediLUX で値段も同じ。ドロップは6mmで、12g重い(262 − 250)
  • 雨の日用 → GTX。通常版より27g重く、6,600円高い(277 − 250、31,900 − 25,300)
  • 速い練習にも1足で使いたい → トライアンフにしないほうがいい。同じサッカニーならエンドルフィン アズーラです

サッカニー ライド 19 の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

サッカニー ライド 19

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ほめる所

厚くして、軽くして、値下げした。この3つを1世代で同時にやった靴は、めったにありません。6mm厚く、13g軽く、定価は1,100円下。新しい世代のたびに値段が上がるのが当たり前になった中で、表の右の列がすべて買う側に有利に動いています。

43mmという厚さも立派です。当サイトの用途別10足の記事で読んだ数字では、HOKA のクリフトン 11 がかかと42mm、ナイキのボメロ 18 が46mm。
トライアンフ 24 はその間に入り、重さは3足の中でいちばん軽い250gです(サイズの条件は3足でそろっていません)。

底のゴムも手を抜いていません。XT-900 は、サッカニーが「プレミアムカーボンラバー」と呼ぶ素材。軽くするためにゴムを削る靴が増える中で、毎日はく靴として持ちを取っています。

中敷きまでフォームです。「スーパーレスポンシブソックライナー」は、超臨界で泡にした樹脂の中敷き。足の裏にいちばん近い層まで、同じ考え方でそろえてあります。

気をつける所

値段は、毎日用としては高い側です。10足の記事の①に置いたクリフトン 11 とボメロ 18 より、5,500円以上高い。軽さと厚さの両方にお金を出す靴で、「とりあえずの1足」には向きません。

重さのサイズ条件が、書かれていません。250gが何cmの数字なのか、日本公式のページからは読めない。ほかのメーカーの27cmや28cmの数字と、そのまま横に並べて差を言い切ることはできません。

足幅の展開も、日本公式のページに記載がありません。幅広の足で、ワイドを指名して買ってきた人は、幅を選べるメーカーの靴のほうが確実です。

前作から6mm厚くなっています。23 を履いてきた人が買い替えると、ドロップは同じでも、地面からの高さが変わります。名前の続きというより、別の靴に乗り換えるつもりで選ぶのがいい。

日本の発売日も未確認です。日本向けの発表文が見つからず、確かめられたのは本国の発表(2026年6月1日)と、日本公式ストアに載っていることの2つです。

向く人・向かない人

  • 向く人:ゆっくり長く走る日の靴を探している。厚い底が好き
  • 向く人:厚底は欲しいが、300g近い靴は避けたい
  • 向く人:ドロップ10mmの靴に慣れている
  • 向かない人:最初の1足を安く買いたい
  • 向かない人:足幅を選んで買いたい。底の薄い靴が好き
  • 向かない人:板の入った靴、速い練習用の靴が欲しい
  • 買わなくていい人:トライアンフ 23 の37mmの高さが気に入っている人。24 は、高さの違う靴です

値段と買い方

モデル公式の値段楽天の値段の幅
トライアンフ 2425,300円25,300〜58,260円
トライアンフ 23(前の世代)定価26,400円(公式はセール中)15,840〜36,290円
ライド 1920,900円13,999〜63,980円
公式の値段は2026年10月13日の日本公式の表示(税込)。トライアンフ 23 のページは、セールの値段(15,840円)を表示していました。楽天の値段は、調べた日の店の幅で、色・世代の違う品を含むことがあります。

前の世代が安く残っていても、今回は「同じ靴の安い版」ではありません。フォームが違い、底が6mm薄い。37mmの高さと PWRRUN PB の靴として、別の物だと思って選びます。
安さで23 を買うのは、まともな判断です。ただ、24 の軽さと厚さは手に入りません。

買うときは、商品名の数字と「GTX」の表記を見ます。同じトライアンフ 24 でも、GTX は27g重い別の商品です。

サッカニー トライアンフ 24 の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

サッカニー トライアンフ 24

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サッカニー トライアンフ 23(前の世代) の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

サッカニー トライアンフ 23(前の世代)

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よくある質問

サイズ感は? ワイドはありますか

日本公式の商品ページのサイズは、メンズが25〜32cm、ウィメンズが22〜26cm。足幅の展開は、どちらのページにも記載がありません。本国の発表文も、幅には触れていません。幅で迷う足なら、店で長さと幅を合わせてから買う靴です。

トライアンフ 23 と 24、どちらを買えばいいですか

厚い底と軽さが欲しいなら 24 です。6mm厚く、13g軽い。23 は37/27mmで、フォームは PWRRUN PB。高さを抑えた靴が好きで、安く買えるなら 23 で足ります。ドロップはどちらも10mmです。

板は入っていますか。レースにも使えますか

商品ページにも発表文にも、板の記載はありません。サッカニーが書く用途は、毎日のジョグと長い距離の練習です。レース用の板入りは、同じサッカニーならエンドルフィン エリート 3の側になります。
完走が目的のフルマラソンに毎日用の靴で出る人は多く、その使い方をメーカーが止めているわけではありません。

この記事に出てきた道具

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出典

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