ディヴィエイト ピュア ニトロ レビュー板を抜いて約220g、底の38mmはそのまま

公開 2026年10月13日更新 2026年10月13日シューズ・道具公式の出典 5本広告を含みます

背景の写真:Felix yu(Unsplash)

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ディヴィエイト ピュア ニトロは、プーマが2026年6月4日に発売した、板の入っていない厚底のランニングシューズです。男性用は約220g(27.0cm)、底は38/30mm、公式の値段は19,800円。公式が書く相手は、週に3日から5日以上走る人です。

シューズオタクの本命

板の硬さに頼らず、厚い底だけで速めの練習まで通したい人が買う靴。比べる相手は、板の入ったディヴィエイト ニトロ 4 の1足に決まっている。底の厚さ・高低差・目安の距離が同じで、重さと値段の引き算は、どちらもこちらが小さい。

この本命の理由を飛ばして、道具を先に見る ↓

この記事の要点

  • 女性用は約180g(24cm)。足幅の表記は男性用が「レギュラー」、女性用が「D相当」
  • 1g軽くなるごとに、公式の値段が約73円下がっている計算(2,200 ÷ 30)
  • 色は男性用10・女性用7。調べた日に在庫ありの表示は男性用5色・女性用3色

「ディヴィエイト」は、板の入った靴の名前だった

プーマのディヴィエイト ニトロは、板で進む靴の系統です。ディヴィエイト ニトロ 4 にはカーボンを混ぜた板、エリート 4 にはカーボンの板が入っています。

そこへ2026年6月、板の無い1足が加わりました。プレスリリースの言い方は「シリーズ初のノンプレートモデル」。名前に「ピュア」を足して、板だけを外した靴です。

プーマ全体の中での位置はプーマの2026年の新作4足の記事に書きました。この記事では、ピュア ニトロの1足だけを、公式の数字で読みます。

公式の数字

項目ディヴィエイト ピュア ニトロ
発売日2026年6月4日(発表は5月18日)
公式の値段19,800円
重さ男性用 約220g(27.0cm)/女性用 約180g(24cm)
底の厚さかかと38mm/前足30mm
ドロップ(高低差)8mm
足幅男性用「レギュラー」/女性用「レギュラー・D相当」
板なし
発泡材/底のゴムNITROFOAM/PUMAGRIP
目安の距離800km
色の数男性用10/女性用7
品番313904(男性用)/313905(女性用)
サイズの範囲未確認
発売日はプーマ ジャパンのプレスリリース。値段は2026年10月13日の日本公式ページの表示(税込)で、プレスリリースの希望小売価格と同じです。重さは片足。サイズの範囲は、公式ページの欄を読み取れませんでした。

NITROFOAM は、窒素を注入して作る発泡材です。プーマは「軽量で反応性に優れ、クッション性を実現する」と説明しています。公式ページのクッションの区分は、いちばん上の「最大」でした。

PUMA ディヴィエイト ピュア ニトロ の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

PUMA ディヴィエイト ピュア ニトロ

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前の世代から変わった所

この靴に、前の世代はありません。かわりに公式が比べる相手に選んだのが、1月に出たディヴィエイト ニトロ 4 です。2足を並べます。

ディヴィエイト ニトロ 4ピュア ニトロ差
重さ(27cm)約250g約220g−30g
底の厚さ38/30mm38/30mm0mm
ドロップ8mm8mm0mm
板カーボン複合(PWRPLATE)なし—
発泡材NITROFOAM の2層NITROFOAM(層の数は記載なし)—
足幅の表記2E相当レギュラー—
目安の距離800km800km0km
公式の値段22,000円19,800円−2,200円
どちらも2026年10月13日の日本公式ページ(男性用)の数字です。

重さの差は30gで、割合にすると12%です(30 ÷ 250)。値段の差は2,200円で、10%(2,200 ÷ 22,000)。2つを割ると、1g軽くなるごとに約73円下がっています(2,200 ÷ 30)。

軽い靴は、ふつう高くなります。同じプーマのエリート 4 は、ディヴィエイト ニトロ 4 より80g軽く、7,700円高い。1g軽くするのに約96円かかる計算です(7,700 ÷ 80)。ピュア ニトロは、その向きが逆になっています。

もう1つ読めるのは、変わらなかった数字のほうです。板を外しても、目安の距離は800kmのまま。プーマの目安の距離は、板ではなく、発泡材と底のゴムの側で決まっていると読めます。

兄弟モデルとの違い

表は横に動かせます →

モデル重さ底の厚さ板足幅の表記
ディヴィエイト ピュア ニトロ約220g38/30mmなしレギュラー
ディヴィエイト ニトロ 4約250g38/30mmカーボン複合2E相当
ヴェロシティ ニトロ 5約240g35/27mmなし2E相当
ディヴィエイト ニトロ エリート 4約170g40/32mmカーボン2E相当
男性用27cmの重さ。エリート 4 は、当サイトのディヴィエイト ニトロの違いの記事で読んだ日本公式ページの数字です。ドロップは4足とも8mm。

同じ板なしのヴェロシティ ニトロ 5 と比べると、底が3mm厚く(38 − 35)、20g軽い(240 − 220)。厚いほうが軽い、という逆転が起きています。
公式のクッションの区分も、ピュア ニトロが「最大」、ヴェロシティ ニトロ 5 が「ミディアム」と分かれています。

分け方は、こう言い切れます。

  • 板の押し出しが欲しい・足幅の表記で安心したい → ディヴィエイト ニトロ 4。この人はピュア ニトロにしないほうがいい。1足だけの話はディヴィエイト ニトロ 4 のレビューに。
  • 予算をおさえたい・3E相当のワイドが要る → ヴェロシティ ニトロ 5。細かい数字はヴェロシティ ニトロ 5 のレビューにあります。
  • レースの日だけの軽い靴 → エリート 4。目安は400kmで、毎日の靴ではありません。
  • 板なしの厚い底で、速めの練習まで → ピュア ニトロ。

PUMA ディヴィエイト ニトロ 4 の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

PUMA ディヴィエイト ニトロ 4

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PUMA ヴェロシティ ニトロ 5

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ほめる所

いちばんほめたいのは、引き算のきれいさです。ディヴィエイト ニトロ 4 から板を引いたら、30gと2,200円が一緒に引かれた。底の厚さも、ドロップも、目安の距離も、底のゴムも残っています。
失ったものが板の1つだけ、という作り分けは、数字を読む側にとって気持ちがいい。

2つ目は、厚さに対する軽さです。かかと38mmの底を持って220g。かかとの厚さ1mmあたりに直すと約5.8gで(220 ÷ 38)、同じ厚さのディヴィエイト ニトロ 4 は約6.6gです(250 ÷ 38)。

3つ目は、公式が板を外した理由をはっきり書いていることです。日本公式ページは「プレートをあえて採用しないことで、自然でスムーズな足運びを実現」と説明しています。
板は、靴の前のほうが曲がるのをおさえて、押し出しを作る部品です。それを外せば、底は発泡材のしなりだけで曲がります。プレスリリースが用途に挙げているのは、テンポ走などスピードを意識した練習です。

4つ目は、800kmです。週に3日、1回10km走る人なら、週30kmで約27週(800 ÷ 30)。週5日なら約16週です(800 ÷ 50)。
公式が書く「週に3日から5日以上」の人が、4か月から半年は履ける計算になります。

気をつける所

まず足幅です。兄弟の3足は、男性用の公式ページに「2E相当」と書かれています。ピュア ニトロの男性用は「レギュラー」だけ。女性用のページには「D相当」と書き足されていますが、男性用にアルファベットの表記はありません。

次に、色です。男性用は10色ありますが、調べた日に在庫ありの表示だったのは5色。発表のときの色(品番の枝番06)も、在庫なしの側でした。色から決めると、選べる幅は半分です。

板の押し出しは、この靴にはありません。公式がそう作った靴なので、弱点というより性格です。レースで板の反発を使いたい人が、軽さだけを見て選ぶと合いません。

発泡材の中身も、公式の説明が少ない所です。ディヴィエイト ニトロ 4 は「2層構造」と書かれていますが、ピュア ニトロは層の数が書かれていません。エネルギーの戻りの割合も、数字は出ていませんでした。

向く人・向かない人

向くのは、週に3日以上走っていて、ゆっくりの日も速めの日も1足で通したい人です。板の入った靴を持っていて、練習用にもう1足を足す人にも合います。
ドロップが同じ8mmなので、ディヴィエイトの靴と履き分けても、かかとと前足の高さの関係が変わりません。

向かないのは、走る回数が週に1〜2日の人。公式の相手に入っていません。足幅にゆとりが要る人と、最初の1足を探している人には、ヴェロシティ ニトロ 5 のほうが数字に合います。

値段と買い方

モデル公式の値段1kmあたり楽天の値段の幅
ディヴィエイト ピュア ニトロ19,800円約25円15,840〜19,800円
ディヴィエイト ニトロ 422,000円約28円13,200〜22,000円
ヴェロシティ ニトロ 516,500円約21円11,999〜16,500円
公式の値段は2026年10月13日の日本公式ページの表示(税込)。1kmあたりは、公式の値段 ÷ 目安の距離800km(例:19,800 ÷ 800 = 24.75円)。楽天の幅は、色とサイズで変わります。

1kmあたりで見ると、ピュア ニトロは3足のまん中です。板なしのヴェロシティ ニトロ 5 との差は、表のとおり小さい。底の3mmと20gに、その差を払うかどうかで決まります。

前の世代が無い靴なので、型落ちを待つ買い方はできません。公式で在庫なしの色は、店に残っている分を探すことになります。楽天では、商品名に「ピュア」が入っているかを見ます。
入っていなければ、板の入ったディヴィエイト ニトロ 4 です。

PUMA ディヴィエイト ピュア ニトロ の商品画像(楽天市場)画像:楽天市場

PUMA ディヴィエイト ピュア ニトロ

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よくある質問

サイズ感と足幅は、どう選べばいいですか

公式ページの足幅は、男性用が「レギュラー」、女性用が「レギュラー・D相当」です。兄弟のディヴィエイト ニトロ 4 とヴェロシティ ニトロ 5 は、男性用が「2E相当」と書かれています。
幅の表記をそろえて選びたい人は、その2足が先です。サイズの範囲は未確認です。

板が無くても、フルマラソンに使えますか

女性用の公式ページは、用途を「テンポアップ走からフルマラソンまで対応」と書いています。男性用のページは「日々のトレーニングからスピード走まで」。
距離の上限を区切る書き方は、どちらにもありません。目標の時間ごとの靴の分け方は、ペース別のシューズの記事に並べました。

女性用は、男性用と何が違いますか

品番が313905で、重さは約180g(24cm)。底の厚さ38/30mm、ドロップ8mm、目安の800km、公式の値段は男性用と同じです。色は7つで、調べた日に在庫ありの表示は3色でした。

この記事に出てきた道具

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出典

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